今回の遊山はこの冬一番の寒気と一緒だった。
梶ヶ森、ここは昔バイクで四国を訪れるたびに訪れた
定福寺(YH)の奥の院がある場所
一度来てみたかった場所です。
寒気の峠は過ぎたかに思えたが、四国山地はあまくなかった。
分け入るごとに、雪は深さを増し人を拒む
こんな山奥にも人は地に根を下ろし営む
知恵を出し、手を動かし、自分の足で歩く。
それが土地と共に生きるものの定め。
人の営みは、景色を変え、景色を作る。
作られた景色は地に馴染み、徐々に地と一つになっていく。
そんなことを考えながら、雪の梶ヶ森にゆっくりと足を踏み入れる。