のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

臆病になる

雪山で痛ましい事故が起こってしまった。
高校生といったら、初めて友人同士で夏山に上った時の年齢だよ。
なんといいうことだ。

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私自身、里山歩き以外の山歩きを頻繁に行い始めたのが猿板さん達と知り合って
からなので5年前ほど前
雪山を始めたのは3年前
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臆病なたちか、同じ山の四季を感じるのが好きなためか
同じ山に幾度となくかよっている。
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雪山の怖さは河童さんに通うたびに聞かされている。
なんどもなんども聞かされている。
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騙し晴れのこと。
気圧に常に注意すること
一晩中テントが飛ばされないように、頻繁に雪かきをしたこと。
危ないと思ったら決断し退避すること。
成功体験は危険なこと。
滑落すると止まらないこと。
なので、まずはこけないようにすること。
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そして、まさかの場所でまさかの人が、雪崩に巻き込まれて亡くなったこと。
弱層と破断のこと
小さな雪崩のあとのこと。
一緒に歩きながら、テントで酒を飲みながらたくさん話した。
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そのせいか、臆病であることが当たり前であったりする。
心配だったらプラスワンの装備をザックに忍ばせておくこと。
何度となく通い、地形が分かり心配ないところでないと、一人で雪山には入らな
いこと。
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人は、集団になるとなぜか安心して大丈夫だと思ってしまう心理が働く
それは、震災時にさんざん言われていること。
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臆病になることで感じられることがたくさんあることに気付こう。
気付くことで違った景色を楽しめることもたくさんあると思う。
臆病になろう。
合掌
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2017.3.25寒峰