のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

桜煙る

四国の友との桜遊山を断念した朝。

家の窓から見る桜は雨霧に煙っていた。

霧の桜はとても美しい。

春煙る

私も雨に濡れ染まる桜が好きです。

晴れの桜は光り輝く初々しい女性

対する雨の桜は、しっとりとし、どことなく憂いをまとった大人の女

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点から降り注ぐ雨粒に、濡れる黒髪

頬をうつ春の雨

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じっと私を見つめる瞳には、強い光をたたえている。

その瞳にとらわれると目を話すことが出来ない。

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引き込まれていく。

このトンネルの先に見えるあの道はどこにつながっているのだろう。

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