子どもたちに大人気の夏の虫といえば、昔も今もやはり
カブト虫やクワガタ虫だ!
カブトやクワガタが好きな樹液が出る木はドングリの木。
今、交野の山はクヌギやコナラの木に虫が付き、樹液が出ている気が多い。
そんな木を朝早く見上げてみると、いるいる。
カナブンやスズメバチ、蝶などに混じって、カブトムシやクワガタムシが
樹液をめぐって押し合いへし合いしている。
昔、学研の科学に、カブトやクワガタは木をけると落ちてくると書いてあったが、
今までそんな経験は残念ながらなかった。
ちょうど、目の高さにいたコクワに「フッ」と息を吹きかけてみたら、なんとポトリと落ちるじゃない。
これはもしかしてて、一抱えもある太いクヌギの木めがけて、ドンと一蹴り。
なんと、ポトリとノコギリクワガタが幹から離れて落ちてきた。
いや、もうびっくり!
こんなにかんたんに落ちてくるんだ。
ガッシリ幹を掴んでいて、ちょっとやそっとじゃ落ちないと思っていたが、
振動は鳥か何かが襲ってきたものと思うのか。
翌朝、再度覗いてみると今度はカブトムシのメスがいた。
また蹴ってみると、こちらもぽろり。
クワガタは死んだふりだったけど、カブトはゴソゴソ枯れ葉の中に必死に隠れようとしている。
クヌギを見つけたらキックしてみよう。
これ本当だった。
ちなみに、カナブンは落ちてこない。
スズメバチや蝶はすこし飛び立つぐらいでした。