紅葉まっさかり私市植物園
いつもは静かな園内も、この時期はにぎやか。
人込みを避けていつもは足を延ばさない園内の最奥の針葉樹の森へと足を延ばした。
あ。
そこは台風の爪痕が恐ろしいほどの破壊の跡が残っていた。
そびえたつ木立が根こそぎ持って行かれている。
人が何十人いや何百人押したり引いたりしてもなかなかこうはいかないだろう。
でも傍らでは、山アジサイがひっそりと咲き
ゆっくりと冬に向かって、ドライフラワーに変身し始めていた。
自然はあるがまま、なるがままに流れる。
そこに惹かれるのかもしれない。