くまの地方には多くの温泉がある。
数万年前に沼地であった地は、地中奥深くからの力で岩盤が隆起し
岩盤の縁に沿って温泉が湧いているという。
初日は十津川温泉の宿で、源泉かけ流しと山の幸の楽しみで始まった。
そして、旅の最終もやはり温泉で締めることにした。
■川湯温泉
川湯温泉「仙人風呂」は、川湯温泉の冬の風物詩
河原を掘ると川底から温泉が沸いて出る。
お尻の下から湧いてくるお湯は結構あつい。
大きな石の上に腰をおろすなど工夫が必要です。
好みの温度になっているあたりを探してゆるりと空を眺める。
谷あいの空に雲が流れる。
鳥の声と川のせせらぎが心地よい。
小一時間かけポカポカに温まり、少し下流の川湯温泉野営場に向かう。
変わってないなー
昔も一度、利用したことがありますが、この寂れた感じがなんだか好き。
連休最終日なので、今日はひっそり。
外国の人が一張張っているだけという。
さあ、ホカホカのままテントを張って、一杯やろう。
最後の晩餐は、仕入れたキムチと豚肉とネギをちぎって入れた、簡単キムチ鍋です。
ビールに熱燗
ポカポカ、ほろ酔いのまま寝袋に潜り込む。
ああ、気持ちがいい。