今回の豪雨災害では、広範囲、そして長期間に渡る断水となり困難が長く続きました。
その中で、自衛隊の方々の給水に長い列ができましたが、高齢者にはなかなかつらい状態だったとのこと。
実家は100年近く前から立っている、古い家で、回収のときに2つあるトイレの一つ水も井戸水で賄っており、大丈夫、大丈夫と電話で入っていたものの、話を聞いてみると、飲水がなくなりかけ、給水に並ばないと行けないかなといっているときに、数十年お付き合いのある牛乳屋さんが、給水に出かけるのが困難な高齢者には水を持ってきてくれ、とても助かったと話していた。
昔は家々には、必ず井戸があり、生活に欠かせない水を賄っていた。
しかし建て替え時には井戸を埋めてしまう家が多いという。
いまは静かに佇む大川から眺める”のろさん”の姿が美しい。
しかし、町民に愛されていた真光寺橋は流され、放置されたままとなっていた。
毎年秋祭りで賑わう、舟津神社への参道も大きく崩れ、復旧にはまだまだ時間は掛かりそう。
だが、人は強い。
ひとつづつ、こつこつと前に進む。
大丈夫。