石鎚山が顔だしたよ。
後ろを振り向くと雲と戯れるひときわ高い山塊が目に飛び込んできた。
あれが石鎚山ですか。
遠く、雲のなかからだんだんとその雄大な姿を表していく。
いつかあそこにも行きたいな。
雪が降ったら行ってみますか。
反対側の東に目を向ける。
あの雲のかかっているところあたりが、丸山荘あたりだよ。
風が雲を呼び、雪を巻き込み雪深くなる地形がよく分かるね。
雲を取り払う強い風が、男山の祠に吹き付けていた。
あっちに見えるのが女山だよ。
さあ行こう。
瓶ヶ森は、とても楽ちん空中散歩。
こんなに簡単にこんな素敵な景色に出会えていいのかな。
それにしても風が強い。
秋と冬の季節の変わり目
もうすぐこの一体は雪に飲み込まれてしまうのだろうな。
女山の山頂にたどり着く頃には、あれだけあたりを覆っていた雲は、霧散してしまっていた。
全ては、空気と水と山たちの共同作業
水分が空気中から押し出されて雲になり。
気温が上がり、風に流されまた空気中に帰っていく。
面白いなー