帰省ラッシュを避け、今回は娘と二人で帰省した。
昔は1日がかりの移動だったけれど、今は乗るも、降りるも5分程で高速に乗れるようになり、4時間もかからずに往来することが出来るようになった。
幸い、両親共に健在のため、盆正月ぐらいしか顔を見せていないが、
元気なうちにもっと、顔見とかないとなと、最近思うようになってきたのは
自分も少しづつ歳を重ねたせいなのかもしれない。
ただいま
敷居をまたぐと、そこにはいつもの笑顔があった。
変わらない風景だと思っていたけれど、この田舎の街も、古い家が次々と取り壊されて、空地になったり、建て替えられたりが激しくなった気がします。
あと十年もしたら、がらっと変わってしまうかもしれないな。
そんな気配を感じる年明けの朝、ぐるっと街を一周りして、近所の神社まで初詣にでかけました。
たまに通っていた、お風呂屋さん。
もうだいぶ前に廃業されました。
コーヒー牛乳美味しかったな。
洋風の家の庭は草が刈られて一部駐車場になっていました。
たしか、絵描きさんのアトリエと聞いた記憶があります。
広小学校の前
狭い循環バスが通っていた道も少しづつ拡張工事がされていました。
船津神社の正面の階段は、夏の豪雨災害で階段が崩れ、今も通れません。
鳥居から除くと、まだブルーシートで覆われていました。
裏の道からお参り
この神社にもたくさんの想い出が残っています。
学校の写生で社殿を一生懸命書いたこと。
秋のお祭りで人が溢れ、太鼓を打ち交わしたこと。
すぐ脇のこの側道で、女竹を切って豆鉄砲を一生懸命作ったこと。
などなど、三方を山に囲まれた小さな町
歩くと、いろんな記憶が蘇る。
今度はもう少しゆっくり帰ろうかな。