訪れる人もまばらな、年明けの私市植物園
カサコソとシロハラが葉っぱをめくる音や、ジジ!とヤブの中を動き回るホオジロの声が森に響く。
空を見上げると、オオタカがスー気持ちよさそうに空を待っていた。
枝に朴の枯実が、引っかかっていた。
オニグルミは今年も沢山の笑顔をたたえて迎えてくれた。
今年もよろしくね。
ほら見て見て!
って、両手を広げて見せてくれた種子さん。
ほかにも「ひっつきもっつき」や
毛玉に覆われた毛玉さんなど、冬の植物園は小さな種でいっぱいでした。
じっと春を待つ種子さん。
もう少し待っていてね、春は近いよ。