春の山道は名もない草花たちでいっぱい。
鳥は囀り、音楽を奏でる。
柔らかな木漏れ日を浴びて衣をほころばせる若芽が初々しい。
はらり、はらりと、冬のコートが宙に舞います。
以前出会った場所で、イカリソウも待っていてくれていた。
ありがとう。
また出会えてうれしいよ。
地面の近くでちっちゃく縮こまっている子供がいました。
キンランソウの仲間なんだろうな。
イワカガミや、イワウチワも咲き始めていました。
まさに、今春の花満開です。
見上げると、シャクナゲの妖艶な花びらが風に揺れていた。
お先にどうぞとなんといったことか。
いつもなら2時間ほどで峠道まで登り切るのだけれども、今日は4時間もかかっちゃった。
今回は、テントもザックに入れているし急ぐことはない、ゆっくり楽しもう。