のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

ケヤキザコ遊山「森の目印」

奥物部の森は、ここから河童さんたちとのお付き合いが始まった。

初めて訪れたのは、2012年春だから、もう7年も前なんだ。

あれからこの森を訪れたのは何回目かな。

もう片手はこしたと思う。

f:id:noronoyama:20190914101750j:plain

あの窪地がヌル谷で、その横が門番の大ツガ

あの稜線で満天の星空の元、寝袋にくるまって夜を明かしたね。

f:id:noronoyama:20190914105038j:plain

雪深かったあの冬に、必死によじ登って稜線にとりついたのが、あの伐採跡あたり。

大体の山容や地形がぼやーと頭に入ってきた感じです。

f:id:noronoyama:20190914103522j:plain

山では、道がわかりにくい場所もたくさんあり、大きな木、大岩などの目印を覚えておくとよいと教えてもらっています。

f:id:noronoyama:20190914094252j:plain

tochikoさんが、沢沿いにそびえる大栃に、声を掛ける。
帰ってきたよ、こんにちは。
この大栃はたぶん、tochikoさんを認識していると思うね。
世の中には、人知を超えた不思議な現象が多く見られることもある。

f:id:noronoyama:20190915100056j:plain

トチのみって、渋抜きしなかったらどんな味なんだろう。

カジってみると、渋苦い味が舌の奥にまとわりついた。

 

f:id:noronoyama:20190914115615j:plain

動物たちのごちそうだけど、人はそのままではちょっと難しかった。

渋みって、しばらくぶりの感覚だった。

最近は柿も渋に当たることもなく、渋みを感じることも少なくなったな。

f:id:noronoyama:20190914100004j:plain

この世界にはまだまだ分からないことが沢山あり、分からないことに気づくことが面白い。

現象を見るのではなく、源流を見るように心がけたい。

 f:id:noronoyama:20190914094822j:plain