四国に来るといつも思う。
ここは林業の国、なんだなと。
山地の奥の奥。そのまた奥に、道は延び、人々の暮らしの痕跡がある。
切り出した木々を里へ運ぶために道を開いた。
今、このように比較的簡単に森と戯れることができるのも、道のおかげ。
いつもの場所に車を止め、急峻な谷に切り開かれた道をのんびりと、ゆっくりと分け入っていく。
林道沿いは木々が伐採され、日がよく当たる場所。
森の中は、食べ物がなくなった動物たちが下草を食べ尽くしてしまっているが、ここは下草がどんどんと、生え替わり、四季折々の植物が育ち始めていた。
やっぱり、いろんな植物があった方が楽しいよね。
早足で歩けば30分ほどの道のりを、2時間は掛けて歩いているか。
夏の名残を残しながら、秋の気配が漂い始めた林道を
あっちにキョロキョロ
こっちにキョロキョロ
気の合う仲間と歩く道ははやり楽しい。
このムカゴおいしいよ。
あ!
野ブドウが落ちている。
こっちには、サルナシが落ちている。
スッパ(>_<)
でもおいしい。