森の夜明けは、鳥の声から始まる。
月が西に沈み、うっすらと空が明るくなり始めると、森にはまず鳥の声が谷に響く。
灰をかき分けて残り炭に、少しの小枝を集め火をつける。
小さな音ととともに、簡単に火がおこる。
まずは、朝のコーヒーをいっぱいいただくことにした。
おはようございます。
すこしして、ご飯にしますか。
檮原の稻木米は一晩たっても香り立つおいしさだ。
聞けば、苗代に種籾をまき、手上押しているとのことで驚いた。
え!
そのやりかたって、私が小学校低学年の頃だからもう、40年以上前のやり方じゃないですか。
えー、まだ、そんな手間暇をかけてこだわって、いらっしゃる農家が。。
驚きです。
でも、おいしい。
なんというか、かみ応えがあって甘さが口に広がる感じかなと思いました。
うまい。
これまた、おいしい一夜漬けに梅干しと併せて、幸せな朝ご飯をゆっくりといただきました。
しあわせ(^_^)