翌日、対岸の菊水山に足を運んだ。
朝日を浴びる谷筋の道は、いつ歩いても気持ちがいいものだ。
おはようございます。
朝の散歩の方々と声を掛け合う。
人々に愛されている身近な山なんだな。
鈴蘭台の駅からはほんの1時間程度で山頂です。
山頂からは、神戸の街が一望できます。
西に目を向けると、六甲山地が明石方面に向かってポコポコと連なっていて、大地が盛り上がっていることがひと目で分かる。
さて、ここから、マイナールートである、菊水ルンゼへと道をたどってみました。
しばらく下ってみたのですが、これは。。。
上からではルートが見えず、岩もつるつるで滑りやすくなってきた。
やめておくことにした。
来た道をもどり、南側の尾根沿いの道を下ることにした。
下から見るとこんな感じでした。
道に迷ったとき、谷を下ってはだめとよく言われるが、こういうことなんだと実感しました。
また今度、下からチャレンジしてみよう。
傍らの対岸の斜面には、妙号岩と呼ばれる大岩に、文字が刻まれている。
人々は何を願ってこの岩に文字を刻み、祈ったのか。
今は、ダム湖の傍らにそびえる静かな山間に、その祈りの心は今も残り
私達を守ってくれているのかもしれない。