最初は小さな流れだけれども、だんだん、だんだん大きくなる。
あちこちから小さな水路が集まって、少しづつ大きな流れになってくる。
河原の土手に沿って、てこてこてこてこどこまでも。
水面には、いろんなものが浮かんでる。
流れに沿って歩いていくと、だんだん人の生活の匂いが強くなる。
もっと、もっとと、どんどん、どんどん歩いていくと
さらに、街が大きくなってきた。
広くなってきた川には、川鵜が羽を広げたり、大型の鳥が集まっていた。
川が大きくなると、魚も大きくなり、鳥も大きくなり
人もたくさん集まる。
あるき始めて4時間少々、明石の街に入りました。
河口はもうすぐ。
海へ出た。
水とともに川を下り海に出た。
さあ、明石焼きでも食べて帰ろうかな。