のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

新年の武奈ヶ岳「朝日を浴びて」

帰省せずに大阪で過ごすお正月

始発電車に乗り、琵琶湖の西岸の比良駅に降り立つ。

良い天気になりそうだ。

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目指すは、琵琶湖の西側に南北にそびえる比良山地の最高峰武奈ヶ岳(1216m)

比良駅は標高89mなので、その差1127m

年始の足慣らしに何度か訪れているが、今年はどんな景色を見せてくれるだろう。

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いつもの正面谷の谷間から奥へ奥へと分け入っていき、段々と人里から離れていく。

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しばらく歩き、振り返ると大きな琵琶湖が目に飛び込んでくる。

これがこの山の魅力の一つです。

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少し前に降ったと思われる雪は溶け、イワカガミの赤くキラキラと光っていた。

冬の寒さと、強い紫外線から身を守るため化学変化を起こし自ら身を守るという。

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南北に伸びる山地の琵琶湖側(東側)はガレ場が大いいといわれるが、この道の大部分もガレ場を登っていく。

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厳しい急斜面を登っていくと、昔は生活道出会ったと言われる、金糞峠にたどり着く

遠げを吹き抜ける寒風が火照った体を冷ましてくれるが、冷えすぎには要注意

峠で一休みと、なんとなく思ってしまうのですが、そこは風の通り道

絶えず風が吹き抜けていく。

夏などは涼しくてよいが、冬はとても寒いことを何度か経験から覚えた。

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さあ、武奈ヶ岳への道は、ここからら景色は変化し、深い森となる。