のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夕暮れに秋を感じる時

夕暮れ時、優しいかぜが吹き抜け、ススキの穂が夕日に照らされて光り輝きます。 夜の花、オシロイバナが開き始めました。 夜の花、朝の花、昼の花、子孫を残すためいろんな戦略を立てているのでしょうね。 もうすぐ満月。大きなニレの木?の葉っぱも風にゆれ…

小さな谷間

傍示の里からさらに細い横道に入り込むと、小さな谷間に2枚の田んぼが切り開かれていました。 昔の人々は想像もつかない程の努力を重ねて開墾していったのでしょう。 その苦労が、土地への愛着となり、日本人の心のあり方の一部にも影響を及ぼしているので…

影絵

高台にある桜並木を見上げる。 青空をバックに素敵な影絵が出来ていた。 葉っぱの影絵は、一枚一枚に物語が書き込まれているように感じる。 今年、土手の一本の桜が命を終えた。 耳を澄ますと、いろんな物語が聞こえてくるようです。

お地蔵さんを囲む:京都一周トレイル(東山コース)

清水山へ続く道を発見。 こっちだよ、別名「道教え」と呼ばれるハンミョウが現れました。 ありがとう。出会うのは本当に久しぶりだね。どこに行っていたの? しかし綺麗。ピカピカの鎧まとい大きな兜をかぶった武者のよう。 立派ですね。 そろそろ日も高くな…

裏町散歩:京都一周トレイル(東山コース)

お稲荷さんのお山を離れ、トレイルの案内に沿って進みます。 朝日に輝く葉の向こうに透かして見える鐘は、毎日人々に時を告げてきたのでしょう。 落し物のお守り誰か落としたのかな。心地良いそよ風を受けて揺れています。 門から庭を除くと、キリリとした素…

伏見稲荷大社:京都一周トレイル(東山コース)

京都一周トレイル(東山コース)の出発点は伏見稲荷大社。 以前から一度訪れてみたいと思っていた所、始発電車に揺られ早朝のお稲荷さんの町に足を踏み入れました。 おはよう!可愛い子が迎えてくれました。 日が少しずつ山間の鳥居を照らし、お稲荷さんも目…

蝶と蜻蛉に出会う「三重県上野森林公園」より

天理から名阪国道の峠道を駆け上がり伊賀の里に向かってひた走る。 一ヶ月前に訪れた三重県上野森林公園の鷺草園。所用の合間にまたまた立ち寄りました。 過ぎゆく夏の公園を惜しむかのように、可憐な蝶や蜻蛉が迎えてくれました。■ウラギンヒョウモン ヒラ…

土と戯れる時間

お盆がすぎるとそろそろ秋野菜の準備を初めます。 暑い日中はなるべく避け、朝夕の涼しい時間帯を狙いますがやっぱり暑い^^; すぐに生えてくる元気な草を抜き、2畝ほど整理しました。 冬の鍋には欠かせないネギも植え付けました。 虫がついてしまったので早…

昼寝の場所

昼寝の場所を探し求め野山をさすらうがココ!と言う場所はなかなかありません。 ここ私市植物園の桜山は私が知る限りベスト3に入るほど心地良いところです。 心地良い風が吹きぬけ、藪蚊もほとんど近寄って来ません。(^^) ビールとお弁当、そしてお気に入り…

おすそ分け

朝晩はとても涼しくなりました。 ■朝の花 夏の早朝にしか会えない花。 夏の朝を楽しませてくれる朝顔の花ももうすぐ終わりですね。 木立の遥か上に朝の光に照らしだされれる星の吊り橋。 早朝の森に、星の雫を探しに出かけました。 ツユクサ(露草)も、朝顔…

連日天気が不安定です。 私市植物園に読書に出かけましたが、次々と雲が湧き上がり、昼過ぎには太陽が翳り始め雷鳴が聞こえ始める。 不気味な雲が地上近くまで垂れ下がって来て、嵐が近いことがひしひしと感じる。 いきなり強い風が吹き抜ける。 それを合図…

小宇宙

朝起きて窓を開けると山が霧に包まれています。 霧の森に迷い込むと、小さな宇宙の産声が聞こえたような気がしました。 蜘蛛たちが一本一本丹念に編み上げた網と、空気中に隠れていた水分が結びつき、白い宇宙にふわりと星雲が浮かび上がる。 小さな星雲は徐…

ユーザー車検

今年のお盆は帰省中止。車検場が開いているか調べてみると、やっています。豪雨で天気も悪いことだし。ディーラーにお願いしても数日間車が使えなかったり、持ち込みも面倒だし。。。。などなど考え、久しぶりに行ってみようと腰を上げました。 次回の為にち…

雲の中の伊吹山

■雲の中の景色 さあ、高度を上げていきます。なだらかな斜面は嬉しいことに人影はまばら。(^^) タテハチョウが前を行ったり来たり一緒に登ってくれます。 さあ、ゆっくり楽しもう。 タテハチョウ 時折、鈴の音がどこからか聞こえ来たような気がします。 ツリ…

秋の気配漂う伊吹山

大阪から東京に向かう東海道新幹線の車窓からもっこり見える伊吹山。 石灰岩を産出するため、深くえぐり取られるように見える姿が痛々しい。 夏の伊吹山は沢山の花が咲乱れる事で有名とのこと。天気が悪いお盆休みの一日、天気予報は朝方まで雨。一日曇り。 …

龍過ぎ去りし跡ー小さな秋の訪れー

龍が暴れたくろんどの森。木の葉が積もっている谷には、ところどころ木の葉の水溜りが出来ていました。 そして生き物たちはすぐに生きるために、すぐに活動を開始し始めていました。 何時もは花から花へ飛び交うアゲハチョウも荒れた地面に舞い降り吸水して…

爪跡「くろんど園地20120814明け方の豪雨」・・・追記

今日も一回りくろんど園地周辺を歩いて回っていると、あることに気が付きました。 生駒北部のくろんど園地周辺の山は真砂土地帯でポロポロと土砂が流出しやすい地表、そして月の輪から水練池にかけての道は、川で合った場所(すぐ脇)に道をつけていること。…

爪跡「くろんど園地20120814明け方の豪雨」

今回は上の橋は流されんかったが、側溝が溢れ道路が冠水し、もうすこしで家まで浸水する所だった。 こんな光景は10年ぶり。たまには仕方がないが今後度々起こらないか心配だ。 くろんど園地に向かう尺治川最上流の家の方達がつぶやいていました。 昨晩から…

バッタ取り

父が捕まえてきてくれたキリギリスを虫かごを軒先に吊るして「チョンギース」と言う声を聞くのが小さい頃の夏休みの一コマ。自分で捕まえてみようと草むらを覗きに行くが、どうしても捕まえられなかった。 捕まえられなかったどころか見つけることさえ出来な…

お盆の植物園

この夏の帰省はちょっと中止。いつもの週末と同じように過ごしています。 虫たちを追いかけて、木々の間を抜けると、気持ちのいい丘に出ました。 時折涼風が吹き抜ける木の葉の木陰ではヒメウラナミジャノメが愛を囁き 夏の間次々と花を咲かせるムクゲではハ…

赤目四十八滝−涼−

■涼を求めて 三重県名張市「赤目四十八滝」涼やかな風の流れる谷間の水の中で魚たちのキラキラと光り輝いています。 水の中から覗く人間はどんなに見えるのでしょうか。 轟々と大きな音とともに飛沫が飛び散り空気から熱を奪い去っていく。 滝壺のかたわらに…

岩煙草さく滝の谷−岩煙草さく滝の谷−

■岩煙草(イワタバコ) 水しぶき散る赤目四十八滝の散策路。ちょっと恥じらう、うつ向き加減の岩煙草。 初めて出会ったのですが、湿った岩場に生える涼しげな姿が魅力的です。 荷担滝(にないだき) 葉っぱがタバコの形に似ているのでイワタバコと言う名前が…

青山散歩

■くも 風車が回る音だけが不気味に響き、多くの鹿が暗闇からじっとこちらを見ている。 濃い霧が布引山地全体がねっとり取り付いた青山高原の山頂で一夜を過ごしました。 山を下り山容を仰ぎ見ると山頂付近にはしつこい雲がいまだ取り付いています。 週末は全…

Pygmaei(伝説上の小人)

あ! いた! 仕事の合間に訪れた三重県上野森林公園で、数年ぶりの再会です。 学名:Pygmaei(伝説上の小人)。 日本一小さなトンボで対象20mm程度。トンボ消しゴムぐらいの長さでいつみても 「ちっちゃ」って思わず声が出てしまうほどの大きさ。 ほーらだん…

一本の木が枯れるとき

あたり一面縮れた葉っぱが異様に散らばっている。 ナラガシハの大きな葉っぱです。 木が大木になるには様々な要因が重なった本当に一握りの選ばれた一株。 残念ながらこのナラガシハは選ばれなかったようです。 株元には複数の食痕があります。木が樹液など…

別世界

天に登る光 長い間暗闇で生活してきたセミたち。競うように光り輝く世界へと飛び立ちます。 光の全く当たらない世界で、数年間生活を続け、何を合図に別世界へ踏み出していくのか。 そこに躊躇はないのでしょうか。 生まれ変わるとはどのような感じなのでし…

小さな探検

天の川。交野ケ原に流れ、人々の生活と密着しているいっぽんの川。 堰堤から水が引かれ田畑を潤す。 数年前に再整備された水辺に人々が戻って来ました。 最近では川で水に触れる環境が少なくなっているのが悲しいことです。 私市橋から日の出橋、水辺広場に…

草むしり

しばらく手をつけていなかった畑の草取・・・ すごいことになっています。 しかし、植物たちはこの厚さの中元気ですね。 刈っても刈ってもどんどんと伸びてきます(^^) 周りのの農家の方々も総出で草刈りに精を出されていました。 あちこちで、草焼きのいい匂…