のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

梼原散歩「早朝散歩」

高台の上から眺める空が白み、少しづつ空が明るくなる。 そっと、抜け出して散歩に出かけてみようかな。 ■夏の花 空に近い山間の地は、天からの恵みの水がわきだし、あちこちできらきらと輝き始めている。 オカトラノオの花がくるんとした尻尾みたいに巻いて…

梼原散歩「楽しい時間」

何にもないところだけど。 なんでもあるところ。 私はそう思う。 どんどん食べてね。 隣のおんちゃんが仕留めた、猪肉を焼き。 仕入れてきた海の幸と交互にほうばる。 お母さん、そんなに食べれません(^_^;) しかしこの、手作りの焼肉のタレ、美味しいですね…

梼原散歩「記憶の風景」

ここ、遠足で来たんですよ。 だいぶ木が茂って景色がかわっる! 懐かしい(^^) tochikoさんが子供の頃の思いでを語ってくれる。 お帰り。 檮原最深部の高台に建てられた家の門に掲げられた注連縄が迎えてくれるすてきな古家。 藁葺きの家の薄暗い窓を開けはな…

梼原散歩「幸せのお裾分け」

■帰省 ちょっと寄って行こう。 tochikoさんにとっては梼原は大好きな母が待つ場所。 大切な村の仲間が集う場所。 みなさんに新鮮な海の幸を届けたい。そんな思いのお届け物は豪快な技を見せてくれるたたきです。 今回は、鰹・ぐれをtochikoさんはチョイスさ…

檮原散歩「贈り物」

「檮原(ゆすはら)に一度帰ろうかと思ってますが、ご一緒如何でしょうか?」 一度訪れてみたいと、かねがね願っていたtochikoさんの生まれ育った、檮原におじゃま出来ることになりました。 どんな出会いが待っているのかな。 楽しみの散歩が始まります。 ■…

気にかけておくこと

くろんど園地の沼の付近で、不思議な花を見つけた。 野生の蘭のようだけど、図鑑を見てもよく分からない。 しばらくたったある日、ほかの植物を調べていると、あ!これだと思い当たる ページに出くわした。 なるほど、野に咲く花じゃなく、山に咲く花か。。…

泰山木

樹高20mにもなる、私市植物園の泰山木。 雄大な泰山木は、中南米からはるばるやってきた南国の木。 田舎の家の庭に泰山木が植えてあり、梅雨の時期に咲かせる白い大きな花がとても印象に残っています。 子供の頃の記憶って大切だと最近良く思います。 大…

気配を消す

お気に入りの場所で、ゆっくり本を呼んでいると、「じっじっ」と藪の中から声がする。 でも姿は緑のベールに包まれて、なかなか見ることが出来ません。 それでも気配を消して、ジーっと藪を見ていると、何かの影がさっと視界を横切る。 動かないと分からない…

感じること

■気づきくこと 森に分け入り、気づくことは、本当に楽しい。 空から降り注ぐ光を感じ。 生き物の命を感じる小さな旅への扉をくぐる。 一つ一つの動きに注意して見ていると、その美しさにいつも驚き、感動を分けてもらうことが出来ます。 気づくことが、最初…

雨上がりの朝

夜半に降り止んだ雨上がりの朝は、絶好の裏山散歩日和。 雨粒が朝日にキラキラと光る、年に数回しか出会えないチャンスです。 雨上がりの桜の幹に、琥珀色の樹液が滲む。 数億年前の琥珀石もこうして幹から流れでた森の血で作られている。 琥珀から流れでた…

テイカカズラ

雨上がりの森。 どこからか甘い香りが漂ってくる。 ぽとり。ぽとりと。風車のように舞いながら、テイカカズラの花が落ちてくる。 テイカカズラの葉は、「異形葉」といい、林床の小さいうちは濃い緑の葉に白い葉脈が浮き出る。 木に付着根で立ち上がり、樹上…

雨の私市植物園

今年の梅雨はどうなっているのでしょう。 まったく雨が降らず、少し心配していた週末。 昼過ぎから、やっとひと雨来ました。 これで、少しは植物たちも生き返るかな。 雨の日は、私市植物園の散歩が楽しい。 小さな生き物たちが、どんなふうに雨宿りしている…

じゃがいも

2月中旬に植えたジャガイモが大きくなった。 大体、4ヶ月です。 小さく切った、小さな塊かた一つの目が出て、根が伸びイモができる。 人は、自然をうまく取り入れ生きてきた。 そこには大変な試行錯誤が繰り返されてきたことでしょう。 しかしジャガイモっ…

比良遊山「白花のこと」

初夏は白い花が多い。 濃くなった緑の中で目立つからなのだろうか。 =ホオノキ= 草も、木も純白の白に身を包む。 =ガマズミ= シンプルな姿や =フタリシズカ= キリッとした姿 =??= しっとりした姿 =シライトソウ= スカートを身につけ、少しおしゃ…

比良遊山「帰る場所」

濃くなり始めた緑の谷間を、ゆっくり、ゆっくりと高度を上げていく。 比良は、琵琶湖から急な山塊が立ち上がり、急逆を上りきるのに、私のゆっくりした足で3ー4時間。 簡単・便利・時短になれた感覚を少しずつリセットする。 標高が上がるにつれ、麓では満…

比良遊山「命めぐる」

比良遊山「命巡る」 深い山域にも関わらず、電車の便利がよい比良山系。 去年の秋に初めてこの地を訪れ、今回で4回目の遊山は正面谷から分けいることにしました。 山道の両側から包みこっむように、初夏の花「空木」が咲き乱れ、転々と「音し文」の巻物が深…

くろんど園地でのこと

■楽しみが奪われる。。 いつもの場所でのんびりして、歩き始めると、なんと草原の広場の前が真っ黒焦げ。 降りてきた、園地の方に聞いていると、金曜日の夕方に伐採していた木に放火されてしまったとのこと。 幸い、くろんど園地には消火栓が張り巡らされて…

小さな冒険

初夏を迎えた「くろんど園地」 朝日に輝く、もみじの種にさっと一筋の風が吹き抜けると、あら不思議。 沢山の、蝶となり、森に広がっていく。 小さな種が、次々と森の妖精となり、旅立っていく。 何処行くのと聞いてみると、「ちょっとだけ、森を探検してく…

くろんど園地の笹百合

何時もはあまり行かない沢渡の道沿いにササユリが咲いていると、mori2さんが教えてくれました。 さっそく、土曜日に出かけてみました。 ここらへんだと思うんだけどと、おかしいな。 あれ、あった。 一輪見つけると、あっちにもこっちにも。 笹原にかくれて…

卯の木

卯月に咲く花「卯の花」が咲く頃、蝶があちこちで舞い始める。 純白の卯の蜜を求めて森の妖精たちが集まる。 しとやかで控えめな、白い清廉な花。 早咲きのコツクバネウツギの花は散り。 花の付け根の萼片が二枚、ウサギの耳のようにぴょこんとたってとても…

田植えの季節

私市村の田植えの季節。 そこには素敵な風景が現れる。 天野川から引かれた水で、一枚一枚の田が順番に満たされていく。 一家総出の田植えを終えて、静かに山里に日が落ちる。 赤く染まった空の色を写した黄昏の風景と共に、蛙の合掌が始まります。 黄金色の…

お気に入りの場所

くろんど園地のお気に入りの場所の一つ。 上り詰めた坂の上に、静かに佇む場所。 二階建てのこの東屋に寝ころぶと、鳥の目線と同じ高さ。 木々の葉っぱの中に埋もれると、あちこちに虫がいっぱい。 和宏さんから送ってい頂いた、イタドリのシャキシャキとし…

立浪草

初夏を迎えた尺治の谷、睡蓮池のすぐ下に、今年もタツナミソウが咲き始めました。 初夏の風になびく淡い紫色の浪の花。 一匹のばったが遠くを見つめていた。 なぎさより 遠くはあらゆ島のみち 山にかかりてたつなみ草の花 松村 英一

十字花

十字花が咲きはじめた。 日陰にひっそりと咲く、白い十字の花。 撫でると独特の強烈な匂いが漂う。 思わず子供の頃を思い出す、私にとってはとても懐かしい匂い。 小さな小さな白い硬い卵が、森の子守唄が聞こえると少しづつ衣を緩める。 まるで、産着に包ま…

梅雨の合間に

本格的な梅雨に入る前のうす曇の週末。 豆、イチゴの片付け、あまり出来がよくなかった、たまねぎの収穫。 そして、サツマイモの植え付けも完了! がんばりました。 私の畑は天任せ。 水遣りは植えたときだけの一切お天道様任せ。 あとはよろしくお願いしま…