見上げると、日が古城立つ山に暮れていき 春桜の喧騒が過ぎ去り、静けさを取り戻した山にゆっくりと闇が近づく。 木々の奥から、夜の鳥の声が淋しげに谷に響き渡る。 夕闇に染まる遅咲きの山桜が、私を待っていてくれていた。 ありがとう。
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