のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

白龍園「よい時を頂きました」

小石をひとつ、ひとつ脇へよけ、小さな汚れをほろいあげていく。 繊細な心遣い。 そして、気の遠くなるような手間をかけて、維持されている。 一日のんびりと過ごす時間。 いろんなことが頭に浮かび消えていく。 気に入った場所に腰を落ち着け、時の流れと共…

白龍園「庭」

日本庭園というもの。 いや、庭園に詳しいわけではない。 特別好きというわけでもないが、なぜか心が落ち着く。 何事も学び、興味をもてば、世界は広がるのでしょうが、とりあえずは、 自然の山河をいつも身近に感じていたいと思う心を持っていれば、それだ…

白龍園「ゆるりとした景色」

京都、洛北に白龍園という庭園がある。 入園できるのは、1日100人のみ。 最寄駅は、無人駅「二ノ瀬」 京都では、個人の日本庭園が数多くあるが、一般公開されているところは少ない。 白龍園は、大野さんご一家と社員の方々が50年かけて作り上げた手作…

錦の植物園「変わらないこと」

仄かな甘い香りが漂う、錦の森「私市植物園」 そこは、様々な色が混ざり合う所。 濃い緑から、薄緑。 そして、黄色から紅葉へと移ろう色彩。 一処でこれほどの色が交じり合う場所を他にはないのではないでしょうか。 しかも、とてもやさしい色通しが混ざり合…

錦の植物園「休息」

春は桜 夏は緑 秋は紅葉 冬は白雪 四季折々に姿があり。 匂いがある。 植物は静かに、冬ごもりのための準備を始めた。 必死に生きるものは美しい。 光合成。 それは、植物に与えられた力。 夏、葉緑素により一生懸命水と光から澱粉を作り出し、丈夫な体を自…

御在所山「ありがとう」

みんなで少しづつ 持ち寄りの心が、嬉しい。 限られた食材だけど、精一杯の気持ちで、いつもお腹も胸もお腹いっぱい。 ああ。 この場所に、居ることができ、てなんて幸せなんだろう。 素敵な場所で、素敵な仲間と共に、過ごせることを神様に感謝する。 何事…

御在所山「仏」

すごいね〜 何を考えながらこの仏様をほったんだろう。 一体、一体のお顔に滲み出る個性 一心に見入ってしまう。 かつては参拝者を迎えていた仏様 今は、神社の守り神 それぞれのお顔。 じーっとみつめてみる。 あれ、微笑んだ!? そんなことないよなー 信…

御在所山「耳を澄ますと」

鬱蒼とした杉林を歩くとき、人の力とは、もの凄いものだといつも思う。 木を切り、植え、下草を刈り、枝を落とし、手入れを続ける。 膨大な労力と、時間を費やしはぐくんでいく木々。 孫である私の家を建てるときの柱にするんだと、祖母が杉の木を植えていた…

御在所山「ほっとする場所」

■御在所山(976m) 海を渡り、またこの島に戻ってきた。 猿板に時々出てくる不思議な山「御在所山」 いつかいってみたいと思っていた場所。 ■木馬茶屋(きんまちゃや) 私が生まれる少し前。 ほんの数十年前の頃の事。 この場所には、多くの人が集まり、…

時の流れ「大台ケ原」

生き物はみな必死に生きようとしているが 時に大きな流れがやってきて、どうしようもないことがある。 自然の流れに身を任せ あるがままに、生きていく。 言うのは簡単なことだが。 それがなかなか難しい。 なぜなんだろう。 それは、生へのこだわり。 みな…

大台ケ原「つぶやく呪文」

そういえば、子供の頃好きだった「日本昔話」 紀州の山奥の猟師の話があったのを思い出す。 さあ、迷った猟師のように、私も霧に巻かれてさまよってみよう。 白い優しいベールに抱かれて、次第に森は色を無くし 白一色の世界へと変化していく。 今までいた世…

大台ケ原「神話の森」

紀伊半島のほぼ中央に位置し、南東に伊勢湾を望む。 この地形ゆえ、日本屈指の降水量を誇る。 特に台風時期に、南からの湿った風が吹き付け、大雨を降らすという。 ふだん何気なく、天気予報を見ているだけでは気がつかないが 山に入ると、地形と気象って密…

大台ケ原「幽玄」

「幽玄」 物事の趣が奥深くはかりしれないこと。また、そのさま。 日常の生活では感じることの出来ない何かを感じることが出来る。 私たちが忘れてしまった大切なこと、ものを感じる事が出来る場所。 森にはいると、感受性が敏感になる。 日頃感じることが出…

楓蔦黄(もみじつたきばむ)

第五十四候 楓蔦黄 稲刈りも終わり、秋の野菜の植え付けも一段落。 あとは、春を待ちながら収穫を楽しむだけ。(^^) ヤマノイモ あ! 玉ねぎ植えないと。。。 ユリノキ 暦通り、山から里へと季節は移り変わり、里の木々も少しづ黄ばみ始めた。 朝晩の冷え込み…

心ゆるめる場所

ちょっと心をゆるめたくなったとき。 お気に入りの場所でのんびりする。 よく晴れた秋空のもと、みな思うことは一緒のようです。 思い思いの場所で、お弁当を広げ語り合う。 その場所気持ちいいんですよね。(^_^) おおきなカリンのぽろんと実が落ちていた。 …