のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

穀雨

しとしとと、降り続くは恵みの雨。 畑の夏野菜も植え終わったタイミングで、おいしい穀雨が降ってくれた。 地を潤し、作物を根付かせる大切な雨を人は穀雨と呼んだ。 ■穀雨 二十四節季の一つ。陽暦の4月20日頃。 地上の穀物に実りをもたらす雨が降り注ぐ…

夕闇に沈む古城「春の竹田城」

見上げると、日が古城立つ山に暮れていき 春桜の喧騒が過ぎ去り、静けさを取り戻した山にゆっくりと闇が近づく。 木々の奥から、夜の鳥の声が淋しげに谷に響き渡る。 夕闇に染まる遅咲きの山桜が、私を待っていてくれていた。 ありがとう。

心震える時−糸井の大桂

この輝く瞬間に会いたかった。 樹齢2000年を超えるといわれる大桂は、今年も新しい命の声を生み出していた。 キラキラ輝く、若葉の歌声。 大空に向かって、ぐーんと背伸びをして深呼吸。 どこまでもどこまでも飛んでいく。 糸井渓谷の最深部の谷で、大桂…

命生まれ変わる時

暖かな日差しの中、森の神様も、うつらうつらと、お昼寝をされている。 こんな陽気の時は、躍動する森の木々を見ながらうたた寝がいい。 そうだ、森を上から見渡せる天辺の大岩に行ってみよう。 ■森生まれ変わる時 森、生まれ変わる時。 もこもこといのち湧…

つつじのトンネル

くろんどの森。 見上げると、山桜が輝き始めた。 早朝の輝く森はやはり気持ちがいい。 くろんどの山の尾根は、花崗岩で痩せており、コバノミツバツツジの群落が続く。 1週間遅かったかなと思いながらも、久しぶりの森に足を進める。 このつつじのトンネルに…

すみれ谷

いま、尺治の谷は「すみれ谷」 谷間のあちこちに、色とりどりのすみれが咲き競っていました。 す! 「すみれすまして すずめのかんむり」 子供達と、よく遊んだ「ぐりとぐらの」かるたを思わず口ずさみながら。 かるたとりでもするように、谷の道に転々と広…

淡い光の中

これこれ! この淡い景色が大好きです。 森と光が融け合う時。 力強い光。喜びの光が内から放たれる。 少しのおかずと、飲み物があれば、さらに幸せが増えていく。 久しぶりののんびりした時間、やっぱり気持ちいいなー。 そうそう。 新しいポメラを手に入れ…

生き物いっぱい

朝夕の空気も日に日に柔らかくなり、季節は確実に歩を進めている。 あちこちで宴に花を添えてくれる、花々が目を楽しませてくれる。 本当にいろんな色がありますね。 すべてが優しく、愛おしく見える。 何でだろうな。 みんな厳しい冬を生き抜き、歌を歌い始…

たんぽぽ

桜が散り始めると、待ちに待った春本番。 じっと厳しい冬を乗り越えた木々が一斉に芽吹きの歌を歌い始める。 そっと目を閉じ、頬をなでるやさしい風を感じてみると、そこには太陽の国が広がっていた。 小さな太陽どこまでも続いている。 私市植物園にも春に…

幸せの季節ー桜山にて

私市植物園「桜山」のしだれ桜を今年は見逃してしまいましたが、枝垂れの回廊は、これから新緑の風景を見せてくれることと思います。 春。それは一年で一番華やかな時。 初々しい花々が次々と訪れるものの目を楽しませてくれる。 花筵の上で、寝ころぶのもよ…

松山城

「城は、松山城という。城下の人工は士族をふくめて三万。その市街の中央に釜を伏せたような丘があり、丘は赤松でおおわれ、その赤松の樹間がくれに高さ十丈の石垣が天にのび、さらに瀬戸内の天を背景に山荘の天守閣がすわっている。古来、この城は四国最大…

ぐるぐる

島々に囲まれ、深い水深を持った、天然の良港「呉の港」 天然の良港であった呉は、海軍鎮守府がおかれ、軍港として発展してきた名残が今なお残る。 瀬戸内の穏やかな波を感じながらの「しまなみ」をめぐる海の旅。 朝一番のフェリーに乗ってフェリーのエンジ…