のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小さきもの「異世界へ」

この世は、大きな者と小さき者とが存在する。 いつか大きくなってみたいなーと、小さき者は思う。 大きな者は、小さくなってみたいなーと、思っている。 大きくはなれないけど。 小さくもなれないけれど。 運が良ければお互いの世界を覗ける瞬間があるんです…

梅雨

大いなる循環の季節「梅雨」 天から滴った雨は、木々を潤し、大地に深く深くどこまでも沈んでいく。 南の島では梅雨が明けた。 季節の神様が交代するのももう少し。 たらふく、水を飲んでおこう。 すてきな雨の季節。 名残惜しいきもします。 存分に雨の風情…

記憶「1枚の写真から」

今日、1枚の写真から、何十年ぶりの出会いがあった。 突然いなくなった友。 忘れていた記憶が、一枚の写真と。 一言のコメントで、鮮やかに繋がった。 FBより借用m(__)m 小さな思い出が、粒となり、次々に思い出が蘇る。 まさに記憶の連鎖。 不思議な出会い…

思いの数

雨上がりの水玉。 大きな蓮の葉っぱに、ぽろりん。ぽろん。 風に吹かれて、ゆーらゆら。 なにか、まあるい、まあるい。水玉の中で動いているよ。 顔をそっと近づけてみると、小さな小さなミジンコが閉じこめられている。 ミジンコから外の世界を見てみるとど…

おいしい待ち時間

日が暮れるのが遅くなったねー。 一年で一番、昼間が長いとされる「夏至」の頃 スーパーを覗いてみると、完熟の梅が並んでいた。 早速、梅干しを作ることに。 美味しくなあれ。 美味しくなあれ。 念じながら、あとはじっくり待つ。 このじっくりと待つという…

小さな声

ぽとり。 ぽとりと、めぐみの滴がしたたり落ちる、雨上がり。 小さな声で、小ささな小人と話していたら、小さな頃の思いでがよみがえってきた。 つやつやと光る黄色の実。 黄色の実って幸せを運んでくるってほんとかな? 色づき始めた黄色の実。 口に含むと…

散歩にて

梅雨の季節。 可愛らしい小さなキノコが顔を出していた。 もうすぐキノコの季節かな。 桑の実も真っ赤に熟して美味しそうです。 家の庭のジューンベリー。 そろそろ収穫時かなと思っていたら、あっという間に 小鳥たちに持って行かれちゃった。(^^) あれほど…

うれしいこと「土佐からの贈り物」

「ハナニラ普及委員会」会長より嬉しい荷物が届きました。 ワクワクしながら箱を開けてみると、楽しい写真&お手紙とともに びっくりがたくさん。 本当にありがたいことです。 さあ! これは、家で食べるにはもったいない。 早いこと山に登って食せねば。 と…

私市の棚田

田植えが終わった直後の田んぼ. この風景の一角に、私の借用している菜園が有り、畑絵通う時。 また通勤の行き帰りやなどでよくこの道を通ります。 四季折々の他の変化は、ほんとうに美しいと思います。 この景色にみんな心惹かれるのでしょう。 散歩のコー…

幸せのタネ

緑が濃くなり花の季節は終わったかのようであった尺時の谷。 梅雨に入ると同時に、あちこちで、初夏の花が咲きはじめ、 尺冶の谷を輝かせていた。 カタバミ 蝶もあちこちで飛び交っている。 6 あ! 今年もササユリが咲き始めていた。 優しくも、凛としたその…

お気に入りの場所

もそもそ。 もそもそ。 ふと、地面をみると、地面が動く。 なんだろう。 しばらく見ていると、あちこちからミミズが飛び出してくる。 たぶん、モグラだ。 ほんとうに漫画に出てくるように、木の葉がもこもこと盛り上がる。 しかし、ミミズはなにを感じて飛び…

本当の名前

あれ!晴れているじゃない。 天気予報が外れた週末の朝。 くろんど園地へと散歩に出かけました。 梅雨に咲き始めるからツユクサ!?なのかな。 名前を付けた人には、ほんとうによく観察されています。 でも、名前ってなんだろう。■本当の名前 万物には、すべ…

芒種(ぼうしゅ)

「芒(のぎ)」とは、イネ科の植物の穂の先で、針のようにとがっている部分のこと。 穀物の種まきや麦の刈入れ、稲の植えつけに適した時期とされる。 一方で、そろそろ梅雨入りの報も聞こえる頃。雨空を見上げる日も増えてくる。 私市の村は、少し遅い田植え…

水と影

お空のかげは、 水のなかにいっぱい。 お空のふりに、 木立ちもうつる、 野ばらもうつる。 水はすなお、 なんのかげもうつす。 水のかげは、 木立のしげみにちらちら。 明るいかげよ、 すずしいかげよ、 ゆれてるかげよ。 水はつつましい、 自分のかげは小さ…

比良山「お昼寝」

季節は駆け足で進み、流れていく。 1ヶ月前に来た時は、まだ緑少なかった谷間。 春の花はもうすっかり終わっていました。 涼しいせせらぎの音と合わさる、カジカガエルの鳴き声。 これだけ暑かったら、やはり一杯やって涼しいところでお昼寝でしょう。 ご飯…

比良山「落とし文を追いかけて」

夏も近い比良山に一筋の風が爽やかに吹く。 見上げると森のゆりかごが風に揺れていました。 足元を見ると点々と、文が置かれている。 この日は落とし文をたどりながら、緑濃くなった森を楽しく歩くことになりそうです。 しかし、「落とし文」とはよく言った…

キビタキ

私市植物園の森の奥から、美しい呼び声が私を呼んでいる。 濃くなる新緑に目を細めながら鳴き声を頼りに、森の奥へ奥へと分け入り 小高い丘の上から薄暗い森の枝の中に目をこらす。 いたいた。 暗闇の中に、小さなろうそくの光が灯ったような黄色とオレンジ…

十字花

道端の十字花から遅れること一週間ほどでしょうか。 私市植物園の針葉樹林の林に咲く十字花も開き始めました。 子の花が咲き始めると、夏本番も間近です。 ドクダミとして民間薬として古くから利用される身近な花。 でも、こんなに美しい花だと気づいたのは…