2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
里山は、日一日と緑濃く、命が凝縮した道となる。 そんな道を歩くのが楽しい。 四季折々。 ふつうに歩けば30分程度の道のりを、きょろきょろしながら歩くと2時間は楽しめる。 あれだけニョキニョキ生えていたキノコ達も、梅雨明けと同時にあっという間に…
出会いは突然にやって来た。 夜、道を歩いていると、小さな小さな蝉が歩いていた。 そっと、家の柿の木に。 いらっしゃい。 00:08 なんどか、お家に招待したものの、いつも最後まで見届けることが出来ず 睡魔に負けていた。 01:17 今度こそ、頑張るぞー! パ…
1ヶ月前に仕込んだ梅干しが、いい感じに色づいた。 梅雨も開けたし、さあ、土用干しです。 今年は2kgの梅を漬け込みました。 さあ、あとはこのまま取り込んで、来年までゆっくりと待ちましょう。
私市植物園のお気に入りの東屋で、のんびりしていると、突然雨が降り始めた。 いくオクターブもの音が重なり合い、互いに語り合いながら 歌を歌う。 強く、弱く響く雨音が心地よい。 空気が湿り、雨足が強くなる。 時折吹く風に木々の葉が揺れ、ざわめきを起…
大暑「たいしょ」 快晴が続き、気温が上がり続けるころ。 一年で一番暑い季節がやって来た。 水遊びが楽しい季節。 人それぞれの暑さのしのぎ方。 私は木陰でのんびり昼寝かな(^_^;) しかし、節気を気にすると、本当に季節季節をうまく言い表していて感心し…
身近な自然とのつながりを大切にし、小さな瞬間に驚きを持ちたい。 小さな子供たちにも、絵本のように楽しめるような雰囲気にしたいと 綴っている「のろやま」。 そんなブログの片腕であるカメラとのつきあいは、 小さなコンデジから始まり。 ルーペとコンデ…
きのこ 魅惑の生き物。 その凛とした美しさはに、魅了されてしまいます。 また、キノコを食す時、先人達がどんなに苦労したのかと思います。 人は、生きるため、そして美味なるものを求め、多くのキノコを口にし 自ら体験してきた。 すばらしい味覚を求めて…
剣山からの帰り道。 ふと目についたお地蔵さん脇に、車を止めて、ヒュッテで握ってもらったおにぎりを、 ほおばっていると「遠くからきたんだね」と、おじさんが声をかけてきた。 このお地蔵さんは、わしが小さい頃からここにいらっしゃる。 昔は、この辺り…
■山頂の安心 山頂にある山小屋があることで、多くの人が安全に、そして安心して山を楽しむことが出来ると思う。 無人の小屋もいいものだけど、暖かい灯がともり、笑い声の響く営業小屋も魅力的。 いろんな人々がこの一つ屋根の下に集まって同じ時を過ごす。 …
■しょうしょ 暑さがだんだんと強くなっていくころ。 小暑と大暑の間を暑気といい、これから夏本番に入ります。 蝉が鳴き始め、梅雨明けも間近。 暑中見舞いを出し始めるも時期でもあります。 ■第三十二候 はす はじめて ひらく 夜も深まる闇の中で、蓮の花は…
雨垂れの音。 風にカタカタと揺れる窓の音。 音が醸しだす記憶。 山小屋にはゆっくりとした時間が流れる。 夜半にふと目が覚めると、外がざわめいている。 満月の夜。 山頂は雲に覆われていた。 夜中に何度も窓を開けるが、まん丸のお月様には出会えそうにな…
友と集う場所があり、道が続く。 幸せなことだ。 春ゼミの鳴き声が遠くから軽やかに響きわたり、天から木漏れ日が涼しげに降り注ぐ。 台風の被害もほとんどなかったようだね。 よかったよかった。 見ノ越峠から始まる、ヒュッテへの足取りがいつもより軽く感…
5月 西赤石山で見た松ぼっくりの赤ちゃんは、夏を前に、黒くたくましくなっていた。 季節は確実に進んでいた。 5/17西明石 四国を訪れるたびに、新たな魅力と出会うことが出来る。 それも、猿板の皆さんたちのおかげだと思います。 感謝感謝です。 7/12剱山…
この看板。 好き。 丁寧に作られていて、見ているだけで楽しくなる。 栄養が乏しい沼地の片隅では、植物も狩りをする。 こんなのでガッツリ掴まれたらさぞ痛そう。 小さな頃、田舎の畑の大池の側に生えていたモウセンゴケ。 今でもちゃんと生えているよと、…
キノコがいったん目に付くと、目線が地面にはりついてしまう。 19 いつもはすっと通り過ぎる道ですが、目線を変えてじっくり 見てみると普段とは違う景色が見えてくる。 じっくり見ていると、だんだんと、それぞれのきのこが好きな場所があるんだと分かって…
あっと思った瞬間には、世界のすべてが大きくなっていた。 まるで、太古の世界にタイムスリップしたようです。 すごい、こんな世界が広がっているんだ。 きらきらと輝く森の妖精たち。 森は、この小さな小さなキノコ達がいて初めて、循環の鎖がつながるんだ…