のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

帰郷「秋の訪れ」

褐色の屋根。 広島「加茂台地」に入ると、茶褐色の赤瓦の屋根が広がり、 独特の風景が広がる。 緑の田に赤色の屋根が映える風景が好き。 今年は雨が多く、ため池にも満々と水がたたえられています。 虫に葉っぱを食べられたドングリの木ですが、しっかりと実…

帰郷「急ぎすぎたのかもしれない」

私の生まれた呉も含めて、広島の海岸沿いは、海と山に囲まれた街。 狭い土地に人々が暮らす。 山へ、山へと生活を広げていった人たち。 やまの斜面に畑を設け。 家を作り。 そしてお墓を作る。 広島では? 墓所といえば、海を見下ろす丘の上。 眺めの良い場…

友へ

ふとした時に思い出す友がいる。 高校時代、箒をバットに、教室の中で野球をしたり、気が合い、よく遊び話をした。 少林寺拳法に夢中になったのも、彼のおかげ。 おかげで、すこし変われたような気がする。 最近では、年賀状のやりとりだけになっていた彼が…

小さな命

休日はいつもより早く目が覚めます。 見上げれば。天高く雲が朝日に色づいてくる変化の時間。 気に入った場所に足を向け、ゆっくりと目線を下げていくと 小さな命が見えてくる。 遠くを見つめているカエルくん。 なにを思っているんだい。 頬に当たる風がこ…

露草とミツバチ

天田の宮神社の鳥居を出て、少し行った道ばたに青あおと露草が茂っている。 いつも、なんとなく通り過ぎていたが、ある日の早朝ふと気になって近づいてみた。 すると、たくさんのミツバチ達が、花に群がっている。 足に花粉の団子をいっぱいつけて、花から花…

木槿(ムクゲ)

セミの声とともに、むっとした陽炎の中にある真夏の花。 そんなイメージが私の名かにある木槿の花でしたが、 気まぐれな、週末の天気は木槿を艶やかに変身させていた。 激しく打ちつけた雨がやみ、雲の切れ間から光が漏りに差し込んだ 木々の梢から差し込む…

降ったり止んだり

雨が降ったり止んだり。 こんな日は、素敵な出会いが待っている。 静かな私市植物園に行って見よう。 しとしと。 時に激しく。 耳を澄ますと、様々な雨の音。 園内でも一番の長老と聞く楠の木は、枝をいっぱいに伸ばして水浴びをしていた。 気持ちが良いなー…

臆病であること

今年の夏休みは、細切れで分散することになり、 どこかの山に行こうかと思ったが、天候も荒れそうだし 家でのんびり過ごすことにした。 テレビでは複数の遭難のニュースが流れている。 私は登山の経験が乏しい分、天候には注意しようと日頃から思っていて 荒…

田んぼの様子

夏だーと言う日が今年は少ない気がします。 7月の末の、いつもの散歩道。 梅干しを土用干した頃、田んぼも水を抜いて土用干しをしていた。 水を抜き、稲の根をしっかりと張らせるために行う土用干し。 誰が考えついたんだろう。 先人の知恵は本当に凄いもの…

台風が通り過ぎていった日

台風11号が襲来した週末。 携帯から警告が頻繁に鳴り響く。 こんなに頻繁にピロピロなるのは初めてです。 今週末は、気の合う仲間と裏山でのBBQを楽しむ予定でだったのですが台風では仕方がない。 こんな時には、家の中でゆっくりしているのが一番かな。 …

草むら散歩

草刈をしてもしても、勢いよく伸びてくる夏の草。 「草いきれ」 夏のにおい。 草むらには、たくさんの命が暮らしてる。 そっと覗いてみると、小さな世界が広がってる。 あ、小さなアゲハの幼虫だ。 夏休みの自由研究に、成長記録を書いたな〜

あこがれ

見上げると、大きな大きな空が広がっていた。 ぼくもいつかあの空に飛び立ちたい。 水の中で過ごしてきたヤゴはいつも思っていました。 すこしでも、空に近づきたい。 あの空を飛んでみたい。 ある朝、そばにあった水草の枝をつたって少しだけ空に近づきまし…

大雨時行

大雨時行(たいうときどきにふる) 梅雨が開け、夏本番の頃。 先人の知恵である暦を見ると、「大雨が時ふる」と注意を促す。 おもしろいな、天気図に「ほとんど停滞」って書いてある。 天気予報を聞いていると、太平洋に停滞した高気圧に押し流され、 大陸側…

夏の光

8月に入り、日に日に日差しがきつくなり、森のなかに逃げ込みたくなる。 森のなかでは、小川が流れ、木々を揺らす風が優しく頬を撫でてくれほっと一息つくことが出来る。 谷沿いの道では、小さなちいさな「ありんこ」が行列を作って、黙々と働いている。 偉…