沢沿いの道に小さな花が無数に散っていた。 空を見上げると白い花序が風に揺れている。 真夏に咲く、リョウブの花だ。 若葉はご飯などに混ぜて食すことが出来、飢饉などの補助食として利用されてきた木だ。 ふわり、綿毛が目の前を通り過ぎる。 そこだけ空気…
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