のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

森の子どもたち

ようこそ森の展覧会へ ことしも植物園の森で展覧会が開催された。 あれ。 静かな森に、楽しい笑い声 とことことこ。 木々の中に溶け込んだ人形たち動きだした。 いろんな顔の子どもたちが集まってくる。 ちょっと、にらめっこしてみようか。 にらめっこしま…

冬至の頃

冬至を迎えた里山の草木は枯れ草色に染まっていた。 ジイソブ(ツルニンジン)もヨボヨボになっていた。 ツンツンと指で触ると、ひらひらと種がこぼれ風にのって散らばった。 虫の姿もめっきり見なくなった。 昨日の寒さで、力尽きた女郎蜘蛛が自らの糸にか…

芳山(ほうざん)

土に命をつぎ込む不思議な技を人はいつ編み出したのか。神から教わったのか。 土への命の吹き込み人無から生を生み出すもの人 ここの土は私から三代前のじいさんが残してくれた土なんだ。大切に使わしてもらっている。 不思議な力に間に導かれ門をくぐった。…

休養日

冷たい雨が朝から降り、ぽっかりと休養日ができた。日常使いの酒器がないかぶらり町を散歩してみることとした。 ここは焼き物の地、登り窯と呼ばれる釜が今なおあちこちに点在する。そして町全体が焼き物の匂いに囲まれていて何だか微笑ましい。 登り窯を実…

友達は今、芋農家

もう20年来の付き合いとなった信楽の友人は私の動植物の先生。紆余曲折があり3年前から信楽で芋農家を営んでいる。 今年はチャレンジの年だったとのことだけれど春は低温で植え付けが送れ、秋は雨続きでの取入れ遅れや乾燥処理がしっかり出来なかったこと…

たぬきの里

甲賀の里、信楽で農家を営む友人を訪ねて二週間を過ごす。 そんなリフレッシュ休暇もありかなと考え連絡を取ったのが数週間前。 快諾いただき、節目の年の長期休暇は信楽で過ごすことにした。 ■信楽に向かう道 木津川を越え宇治の茶畑の一帯に入るとヒヤリと…

御在所山「嬉しい時間」

その昔、壇ノ浦で幼くして命を落とした安徳天皇が逃れ、この地で隠れ住んだとされ 高貴な方が住む山として「御在所山」と呼ばれるようになったという。 日本人は古来太陽を神として崇め、神を崇める社の神社は南向きや東向きに建てられることが多いが、ここ…