のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

広から大阪へローカル線の旅

一度やってみたかった列車の度地元呉の「広」から「大阪」への400km弱の鈍行列車の旅に出た。なんだか素敵な電車が来た、二両編成で一両は自由席でよかった(^_^;) 新幹線ならほんの2ー3時間のところを、倍以上の6ー7時間をかけてのんびりゆく。そういえば、か…

故郷のこと

両親が元気なのをいいことに、気になりながらも、何かと忙しく(仕事に・遊びに)、2年ばかり顔を見せていなかった気がする。すこし時間ができたので出張帰りに、帰省することにした。 この町に帰ってくると、いろいろな思い出が湧き出してくる。故郷とは、…

第七十一候:水沢腹堅(さわみず こおりつめる)

四十数年ぶりの寒波だと騒いでいた。確かにいつもとは違う寒さだ。でも今は大寒、一年で一番寒い季節 そうだ、私市植物園のシモバシラが花をつけているかもしれない。 いてもたってもいられなくなり、出社を遅らせることにした。(^_^;) セコイヤの森の池の薄…

笑顔の雲辺寺「ごちそうさまでした」

祈りとは、他者を思うことから始まった。他者の体を思いやり。他者の喜ぶ顔をみたいため、みなは神に祈る。 四国最高峰の雲辺寺今日は、ここに無事にみなで集えたこと。みなで一緒に食卓を囲めたことをささやかに祈りたい。 今回は、和博さんが土佐の田舎料…

雪の雲辺寺「五百羅漢」

空海という人はどんな人だったのだろう。人間の能力、可能性はどれだけ広いのだろう。私たちの今と同じ人なのに、とても大きな存在に思える。 雪の山道を上りながら二時間強、そろそろだよ。先行する和弘さんがつぶやいた。 なんだこれは。今も昔も同じ時間…

雪の雲辺寺「予定変更」

今回の四国訪問は久しぶりに関西からはトミーさんと一緒での行動となった。当初の訪問予定は梶ヶ森だったけれど、先行車の立ち往生で急遽予定変更、前から一度は訪れてみたかった雲辺寺にUターンすることとなった。さて、どんなところなんだろう。 ■雲辺寺(…

第六十八候 水泉動(しみず あたたかを ふくむ)

この冬一番の冷え込み。 水道管が久しぶりに凍った朝、窓の外からはカワラヒワの可愛い声が響く。 寒い中ほっと心が緩みます。 暦は日一日と進み、暦の上では、土の中では少しずつ氷が緩み始める頃となる。 そうだ、もうそろそろ春ジャガを植える準備を始め…

少し遅い新年会のこと

年末にお世話になった友人は、お正月も仕事とのこと。新年会しようよと、一升瓶抱えて押しかけた。年末に読んだ小説に出てきていた「秋鹿」すっとして飲みやすく、おいしい。 年初からよいお酒に出会えました。出会いってお酒も人も同じように不思議。人のあ…

まっすぐ

小さな小さな卵が生まれたよ。 小さな赤ちゃん生まれたよ。 小さな命が生まれたよ。 小さな命は一歩一歩あるきはじめた。 前を向いてあるき始めた。 もう大丈夫。 一人でまっすぐ前を向いて歩いていこう。

第六十七候:芹乃栄(せりすなわちさかう)

春の七草の一つ「芹」 小さな水場で小さな芽を出し始めていた。 今は寒の入り。 寒さはこれから一段と厳しくなるが、寒さの中でも力強く命が育まれている。 朝、大気がきりりと引き締まり。 身も心も縮こまり、朝日が登のをじっと待つ。 こんな寒い中でも、…

冬の林の楽しみ方

緑色が少なくなった冬枯れの森は赤い色がよく目立ちます。 耳を澄ましていると、小鳥たちの騒がしい鳴き声がだんだん近づいてくる。 混群だ。 この季節、メジロ、シジュウカラにエナガ、コゲラ達が数十羽集まって混群を作って行動する。 囲まれた。 動くな。…

無水鍋のこと

「無水鍋」という鍋を知ったのは数年前 田舎である広島で昭和28年からデザインも変わらず職人が削りだしで作り続けていると聞き、興味を持った。 あれから数年、今年ふとした事から仕事の空き時間に入った雑貨屋さんに実物が置いてあり、手に取ったらその…

元旦散歩

今年はどんな一年になるのだろう。 それぞれの胸の中の色んな思いを受け止めて、新年の日が昇る。 朝日とともに起き出して、裏山に初詣。 昨晩降った雨も上がり、快晴のお正月は気持ちがいい。 たまにすれ違う親子連れは、恒例の初日の出登山の帰り道かな。 …