2019-01-01から1年間の記事一覧
大阪と京都、奈良の堺に広がる小さな谷間 都会の片隅に流れる天の川 空から星が降りそそぎ、あちこちに星にまつわる伝説が多く残る。 妙見神社もその一つ 白鳥が舞い降り、毛づくろいをしていた切り株が参道の傍らにぽつんと残っていた。 神社を横道を登って…
風に吹かれてふーわふわ 土手沿いの道にたんぽぽの仲間たちが仲良く暮らしていました。 シュッととんがったとんがりボウシがふわっと膨らんでまんまる帽子 海から渡ってきた、タンポポは一年中元気にがんばります。 くるっとまるまる総苞が、縮れ毛の西洋っ…
キラキラ光る光、取りすぎる風、せせらぎの音に鳥の声 ぺんぺん草をひとつまみ、種を少しづつ引っ張って楽器を作ると演奏会に参加です。 みんなが揃うと合奏団の結成だ。 静かな調べを聞きながら、ゆっくりと見て回る。 河原の道は、小さな美術館
最初は小さな流れだけれども、だんだん、だんだん大きくなる。 あちこちから小さな水路が集まって、少しづつ大きな流れになってくる。 河原の土手に沿って、てこてこてこてこどこまでも。 水面には、いろんなものが浮かんでる。 流れに沿って歩いていくと、…
今通っている電車の中から見える風景 なんとなく気になっていた この川を伝って歩いていくと、どこに行くのだろう。 ある日の休日のこと、とことこと、川を下っていくことにした。 土手には、いろんな木々の種が流れるつき、様々な木が生えていた。川に流さ…
つい、数週間前の散歩 寒さを感じる日も出てきて、空き地の草も枯れ草色が目立ち始めていた。 毎年、朝顔が咲く垣根では来年に向けてきちんと種が出来ていた。 誰が種まきをするでもないけれど、時が来ればまた芽を出して、花を咲かせ、種を結ぶ。 夏には気…
翌日、対岸の菊水山に足を運んだ。 朝日を浴びる谷筋の道は、いつ歩いても気持ちがいいものだ。 おはようございます。 朝の散歩の方々と声を掛け合う。 人々に愛されている身近な山なんだな。 菊水山 鈴蘭台の駅からはほんの1時間程度で山頂です。 山頂から…
ながらかな稜線を、海に向かって降りていく。 お!リンドウだ。久しぶりに見かけます。 秋の花ももう終盤です。過ぎ行き季節を楽しみながらの、のんびり歩きは楽しいものです。 なんだ、これは!調べてみると、ケバエなんですって。どうもこのまま集団越冬す…
借家から電車で少しの、鈴蘭台からイガヤ谷尾根を経ての妙号谷、近くてお手軽 そして何より、神戸近郊なのに人がほとんどいない静かな場所を見つけた。 駅からゆっくりと30分程歩き、尾根に取り付くと、目の前には静かな尾根道が続いていた。 こんなところ…
道の道路看板に、牧野研究所跡というのがあり、前から気になっていた。 今は小さな公園になっていて、スエコザサなど、牧野先生にちなんだ植物が少し植えられていた。 その場所は、港町神戸の中心街から少し外れた山側の斜面にあった。 坂を上っていくと、小…
外で食べるお米はおいしい! 炊きたてはもっとおいしい。 最近、仮住まいからすぐ近くの六甲に、ちょっと出かけることが多くなり道具箱の奥にしまっていた、メスティンとトランスギアのアルコールランプを引っ張り出した。 メスティンちょこっとご飯を炊くに…
あれ、なんだか間違えちゃったみたいだね。 春一番に咲く、コバノミツバツツジが秋空に輝いていた。 足もをと見ると、あれ、こっちもだ。 あらら、小さなスミレが咲いていた。 今は春? それとも秋? ねえ、どっちだと思う?
裏山は、大阪府の自然公園「くろんど園地」として整備されていて、週末にもなると多くのハイカーで賑わいます。 20年ほど前、自然観察などのボランティアでこの山に訪れていたころ、まさかこの懐に住むことになるとは思いもよらなかった。 朝日とともに歩…
ヒヨドリジョウゴの赤い実がキラキラ光る。 同じぐらいの大きさの小さな小さなでんでん虫の赤ちゃんが、よちよち歩きで葉っぱの上を進んでいました。 初秋の里山は、紅葉に先立ち色とりどりの実で賑やかになってきました。 爽やかな秋晴れの青空にキラキラ光…
立冬を迎え、初冠雪の便りが聞こえ始めるころ山茶花の花が始めた。 椿と山茶花の花はぱっと見には似ているけれど、椿はポロリと花ごと落ちて 山茶花の花は、ひらりひらりと花びらが散っていく。 昔はあちこちで生け垣があったけれど、最近では見かけることも…
朝起きると、寒暖差によりしっとり地面が湿り、夜露が降りていた。 そんな朝、裏山には沢山のキノコ達が顔を出す。 図鑑片手に、散策するのが楽しい季節です。 ●ハラタケ類 ●テングタケ科 ◇コシロオニタケ 全体が白色。傘は3.5~7.5cm。まんじゅう型から平ら…
地が緩む頃から田起しを始まり、百八つの手かけたわわに実をつけ頭を垂れた稲穂が秋風に揺られる頃、今年も無事刈り取りを終えた。 10年ほど前、畑のことなどいろいろと手ほどきを受けた片の田も無事に刈り取りを終え稻木に干されていた。 この方の畑は、い…
仕事でしばらく住んでいるすぐ近くに、高取山という山があるが、近すぎて行ったことがなかった。 涼しくなってきたし、ちょっと出かけてみよう。 神戸の山は、山頂に寺社仏閣が多くあるようです。 海沿いに横に長ーく伸びた町にすむ人々を見下ろす山の頂に、…
小野アルプスの核心といわれる「紅山」 どっから来たの? このオレンジ色は、苔なんですよ。 紅山の上で一人でお弁当を広げていた年配の方に教えていただいた。 へー、いろいろと後で紅色の地衣類と検索していろいろ調べてみた。 たぶん、「イワアバタゴケ」…
気温も少しづつ下がってきたので、低山の里山の秋を楽しんでみようかと、兵庫県西部の小野アルプスに出かけてみた。 最寄りの駅を降り、登山口の峠道までのどかな里山をてくてくと小一時間歩く。 小野アルプスは、どうも日本一低いアルプスとも言うらしく、…
昼過ぎには晴れると思っていたが、 稜線は雲の中だった。 雲の中は水の中。 どこまでも続く水の中。 すいすい泳いでいこう。 気まぐれに、雲が切れると見頃の紅葉が目の前に広がる。 それも一瞬のこと。 また、乳白色の水の中。 なんて気持ちがいいんだろう…
ここ1ヶ月の間に、関東地方では台風19号に続き、次々風害・水害が続いている。 隆起と浸食を繰り返し手作られてきたこの国は、森を守り寄り添って生きていた。 自然は厳しくもあり、優しくもあり。 ただそこにある。 どんな営みも、宇宙の大きな現象の一つに…
森は紅色の着物の上から、白いベールで包まれていた。 季節の変わり目は、雨が多い 台風が一週間おきに近づき、雨を降らせて去って行く。 おや、キノコだなんだか、キノコに沢山会える予感がするね。 山間にすむ人々は、親から子へ、子から孫へと、いつ頃ど…
数年前に、仕事でよく通った但馬地方 通い慣れた懐かしい道を通り、鳥取県と兵庫県の県境に位置する山「氷ノ山」を訪れた。 登山口の木々は、薄く色づき始めていた。山頂のあたりは、紅葉の見頃かもしれないな。 天気予報では、今日は晴れ。 でも、前日の雨…
秋の空、天高くキリリとした空気が気持ちいい。 こんな時は裏山にのんびり出かけよう。 運動会が開かれているのか、遠くの方で 賑やかな声がする。 この未知な昔、大和へと抜ける道の一つであったという、数年前になくなった窯元の爺さんに聞いたことがある…
秋の散歩はとても気持ちがいい。 川の土手を歩いてみると、小さな秋の花でにぎわっていた。 小さな花を手に取って、図鑑片手に調べてみるのはとっても楽しい。 ■マルバルコウソウ 最近では、こうじゃないかなと思ったものを、ネットで聞いてみたりすることも…
台風あとの残り風が、黄金色にいろづいた稲穂の上を駆け抜け 畦のすみっこの花を揺らす。 遠くの方で、キチキチキチ!っとかん高いモズの声が響く 刈り取った稲が、稻木に干され、お日様を待っていた。 お日様で育ったお米の最後の仕上げも、やっぱりお日様…
小学校から続けてきた息子の最後の獅子舞は、台風19号の影響で1日のみとなった。 村の神社に皆が集まり、無事の収穫を天に祝う。 子供達の篠笛の音色に合わせて、獅子が踊る。 みんなうまく吹けるようになっているね。 小さな頃から私も祭りが好きだった。 …
青と赤の紫蘇の花 すっと手でなでると、紫蘇の香りがふわっと広がる。 匂いにびっくりしたのか、いたずらっ子の キツネノマゴは、ペロッと舌を出して、 ススキが生える草むらに入っていた。 あれ、なにかがススキの根元でキラッと光った。 狐のお父さんが好…
私市植物園のホトトギスが一輪だけ花を開いていた。 まだまだ、つぼみが多いなと思って、見回していると、あれ! 誰かが葉っぱをむしゃむしゃ食べているようです。 だれだ。だれだ。 葉っぱの裏をのぞいてみると、 一生懸命むしゃむしゃ。むしゃむしゃ。 い…