のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

初めてのルートを歩くとき

ふと見ると、足下に小さな卵のかけらが落ちていた。子育ての季節。日本には、沢山の小鳥達が子育てに集まってくる。誰の卵かな。無事に育っていったのかな?二つ星のテントウムシテントウムシの星の数の種類っていくつあるのかな。気にしてみてみてみよっと…

楽しい予感「遡上」

昼から雷雨の可能性もあるという、不安定な天気先週末の平日訪れたロックガーデンアプローチの良さから再訪することにした。でも同じルートは楽しくないし、すこし上級者コースの地獄谷ニートをたどることにした。 高座ノ滝から谷底へと道を外れ、ずんずんと…

あぜ道

田植えが終わり水が満たされた棚田に風が吹き抜ける。 なぜだかほっとする景色です。 棚田の周辺にはいろんな生き物が集まってくる。 春一番に咲き始めたスズメノエンドウとカラスノエンドウの実は熟して来年の種を飛ばしていた。 小さな種は、草むらの中で…

歩く楽しみ

不思議なことに、初めての道ではあまり草むらの昆虫に気がつかないです。歩く速度が速すぎるのかな。 小鳥などは声で知らせてくれたり、カサカサという音で存在を感じられたり、きれいな色彩で目に飛び込んでキラリするけれど、小さな虫たちは、なるべく目立…

梅雨入り前の森の中

次々と、梅雨入りが報じられる時期、紫陽花が次々と花を咲かせていた。山道のあちこちに小さな芽生えが見られ、この土地に合っているようです。 紫陽花の花びらは、リトマス紙と同じ反応を示して、酸性土壌だと青色だったかな。でも、どうして酸性、アルカリ…

平日休みの温泉旅行「お気に入りの場所ないかな」

この金曜日は会社のグループ一斉休日でした。週末の天候は下り坂、どんよりと低い雲が垂れ込めるが、天気予報では夜半ごろから崩れるとのこと。 そうだな。暑くならないうちにと、前から歩いてみたかった、芦屋から六甲をこえて有馬温泉にでも行ってみようか…

はじめての遊山「またいこうね」

みずほの初めての遊山が剣山になったこと。とても素敵な巡り合わせであったと思います。 河童さんほか、多くの黒子衆たちが足繁く通い、山小屋の皆さんととてもよい関係を築いていてこられた宝をお裾分けいただけたと感じます。 山神さまこと、新居さんと一…

はじめての遊山「空の上で過ごすとき」

お昼時に空の上に荷を下ろし、あとはゆっくと過ぎゆく時に身を任せる。ゆったりとした時間 空の上では、下界でとは違う時が流れる。 いくよ、瑞穂に声を掛ける。静まりかえった山小屋をそっと抜け出す。 見上げると空には満天の星空が広がっていた。空の上に…

はじめて遊山「空へ登る」

空が近くなってきた。白い地肌に太古の海の記憶が、きざまれる。 ここは昔海の中だったという。深い深い海底から長い年月をかけて空へ空へと伸びきた。 海の主が大きな剣を持って、天の主に渡そうとしたのかもしれない。 さあ、もう少しで天の頂だよ。 天の…

はじめて遊山「見えるもの」

下から見上げるその姿は変わらないように見えるが、森は日々移り変わっている。 雪は大地の布団として機能し、大地を守るという。大地に降り積もった雪は天然のダムとなる。今年は雪が少なかった。 森の大地が乾いていた。 大きな目で見ると見えないこともあ…