のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨終わるころ

雨上がり直後の草叢を覗き込むと、たまに虫たちが雨宿りに出会えます。 時には、鋭い翼をもつ戦闘機にも。 流線型の羽をもちホバリングしながら花の蜜を吸うことのできる飛行の巧者。 セスジスズメは、雨上がりの葉の裏で出動の瞬間をじっと待っていた。 GW…

桔梗咲く頃

久しぶりの私市植物園秋の七草の一つ、桔梗のつぼみが膨んでいた。 水辺では、小さなイトトンボが空に羽ばたく瞬間をじっと息を殺して待っていた。 真っ赤な赤とんぼが雨模様の空を駆け回る。 ヤンマはまだ姿を見ない。もう少し後かな? 森に向かってみよう…

第23候:小暑<蓮始開>(はすはじめてひらく)

皆が寝静まった闇の中、月夜に照らされて蕾みはゆっくりと膨らみはじめ月が山の向こうに沈み、すがすがしい朝を迎えるころ花開く。 初めて花が開くとき、かすかな匂いを放ち小さな音がするとのこと。そっと顔を近づけて匂いを嗅ぐと、漢方薬のような匂いがし…

機織り神社の七夕さん

今年の短冊にはどんな願い事を書きましたか?交野市(かたのし)は、七夕伝説ゆかりの町七夕祭りが盛大に行われる。 ■機物神社(はたもの)の事神の衣を織る「天棚機比売大神(あめのたなばたひめのかみ)」を祭り交野山(こうのさん)の巨石をご神体に仰ぎ…

汽車の旅

汽車に乗ってとことここ旅するのがなんとなく好きになってきた。別に何をするでもなく、とことこところ汽車に揺れる。ただそれだけ。駅に着くいろんな人が乗ってくる。小さな子供大きな子供 いろんな人が降りていく。あの人、この人どこ行くのかな。 この町…

街並み

野呂山のすそ野に広がる小さな三角州に広がる小さな町がある。大川を中心に広がる町は、時とともに少し変化していた。 年々街のあちこちで、建て替えや道路整備が進んでいてその変化は年々激しくなり、小学校前の書店は取り壊され、屋根から突き出ていた大楠…

好きなことを続けよう

父は物作りが大好き家を自分で作ったり、あちこち建築関係の手伝いをしたりしている内に脱サラしてなんでも大工さんに。小さい頃からいろいろ手伝いがとても楽しかった。今でも、何かを作っているのが楽しくて仕方がないとのことで、もらってきた丸太から板…

瀬戸内へ

瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めながら、ゴトゴトと揺れる音が心地よく響く。 たまにはのんびりしようと、予定も決めずにサミット休暇するぞ!と宣言したけれど梅雨入り宣言。日本中どこも雨予報!そうだな、久しぶりに田舎に顔でも見せに帰ろうかなと、のんびり…