のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

お弁当持って裏山へ

久しぶりに裏山にお弁当を持って出かけてみた。 人気が少ない落葉の道は、のんびりと散策が気持ち良い。 あ、まだ残っているんだね。 小鳥についばまれたり、風雨に飛ばされたりしながら、少しづつ種は蒔かれるのかな。 すこしづつ蒔くことで、いろんなとこ…

大寒の私市植物園2020

冬は木の枝ぶりがよくわかる。 枝ぶりは、いろんな条件で決まるんだろうけど、じっとみつめると、すごく面白い。 2年前の台風で、大きな被害を受た私市植物園。 この1月からまたひとつ開放された遠路が増え、少しづつ復旧が進んでいる。 鶯がもう鳴いたと…

裏道散歩

昔はどこにでもあった裏道 かくれんぼぼをしたり、鬼ごっこをしたり 葉っぱをむしって、くるくるっと丸めて草笛を作ったり。 とんと見なくなった裏道が残っているのも、私市の魅力の一つかなと思います。 こんな道を散歩していると、色んなものに目移りして…

西熊の森の新年会「ありがとう」

満足です! 今回もありがとう。 西熊の森の新年会は、森の不思議と魅力を再発見させてくれる一日となりました。 またくるね。 振り返ると、雨雲は流れ去り 新年を祝うかのように、青空が広がり始めていた。 時折、逃げ遅れた雲が体を包み流れていく。 また来…

西熊の森の新年会「夢から覚めていただきます。」

もう、この辺にして降りようか。 髪を引かれるような気がしながら 夢見心地のまま白濁の世界から、大栃のたもとまで降りてきた時 ふと我に返った気がした。 この森の水は、ここかから湧き出る。 こんこんと、枯れることなく、湧き出ている。 のろさん、みて…

西熊の森の新年会「主が見せたかったのは」

「いつもなら、もうこの辺で満足です。」という私だが、なんだかこの日だけは なにかに誘われるように、もう少しもう少しと足を踏み出す。 もう少し、先には何かが待っている気がするんです。 何かに導かれるように、さまよい歩く。 ああ、ここだ 森が見せた…

西熊の森の新年会「奥へ奥へ」

明けまして、おめでとうございます。 森の主にまず挨拶です。 しばし目を閉じ、心のなかで囁いてみる。 私達を入れてもらえますか。 よく来たね。 優しく、そう言われた気がした。 主の許しを得て、森の奥へ奥へと分け入っていく。 ゆっくり。 ゆっくり。 白…

西熊の森の新年会「森の懐へ向かう時」

西熊の森の入り口は、歩きやすい林道から始まる。 四国は森の国、林業の国 森の奥へ奥へと、人は分け入り山と関わっており、そのおすそ分けを頂いている。 地からもうもうと白煙を上げる森は、私達を歓迎しているのか、遠ざけようとしているのかどちらなんだ…

西熊の森の新年会「雨あがる」

「カッパ予報によると、標高1000mもしくは1500mが雨と雪の境界線だろう」 目指す奥物部、西熊の森は、予報通り雲に覆われていた。 師匠査定 今回の装備は、各自で考えてみて! 最初は、手取り足取り装備表をメールで頂いたりしていましたが、 体験…

西熊の森の新年会「深夜食堂 森本」

年始の挨拶をと、お世話になっている四国高知の友のもとへと高速を走る。 明日の天気予報は雨のち曇り こんなに天気がいいのに、本当に明日は雨降るのかな。 晩飯我慢しておいで、夜しか空いていない深夜食堂ってのがあって、のろさん多分気にいると思うよ。…

高見山「ごちそうさま」

山頂は、雲の中 吹きつける風 山頂の避難小屋は、多くの人でごった返していました。 ここじゃあ、ゆっくりご飯食べれないし、下の一本杉にあった小屋でお昼にしませんか。 臨機応変に対応する。 そんな山歩きの方法を教えていただいている。 残り物ですがど…

高見山「白の世界」

山裾から山頂を仰ぎ見て、白く染まっている姿にワクワクし 白い世界に向かって歩を進める。 この冬はそんな光景によく会える年です。 本来、水分が氷となる温度は一般的に零度とされているが、氷になるのに必要な、核と結びつかず、空気の中から出ていきたい…

高見山「好奇心の赴くままに」

年末年始の連休最終日、日本海側は天候が怪しそうなので、南方面を選択し 霧氷で有名な奈良県の高見山を訪れた。 数日前に雪が降ったようで、 切り株には少し残雪が残っている。 単独峰である高見山は、稜線まで階段状の道が修行のように続くが、稜線に出る…

小春日和の雑木林

もう一つ、冬の雑木林の楽しみは 木々の先っぽを、覗き込んでみること。 先っぽにはいろんな色があり、いろんな形があり多種多様 枯れ葉が残っているとわかりやすいが、残っていなくても冬芽をみるとなんの木なのか想像がつくものです。 もう一つ、葉っぱが…

冬の宝探し

家のドアを出るとそこは裏山 休日のちょっとした時間でも、気軽に出かけられる冬の雑木林の散策は楽しい時間 雪の降る山や、霧氷の山も素敵だけれど、冬の雑木林の散策はこれまた賑やかで楽しいものです。 どこにでも、足並みを揃えることができず、少し早か…

新年の武奈ヶ岳「雪は少ないけれど」

例年のお正月の武奈ヶ岳だったら、山頂から北尾根への道は雪深く、トレースも少なくなかなか行こうかなとは思わないコース ですが、数ヶ月前から、昼休みにジョギングを始めた効果が出ているのか、体調もすこぶる良い。 北尾根経由で、広河原を経由して八雲…

新年の武奈ヶ岳「歩いていくみち」

どこまでも続く道をみると どこまでも歩いて行きたくなる。 旅の醍醐味は、いろんな風景に出会え たくさんの人と出会え 非日常体験との出会い たくさんの記憶の引き出しをつくること 失敗したり、辛かったことのほうが良い思い出になっている たまに思い出し…

新年の武奈ヶ岳「山眠りに入る」

「山眠る」という俳句の季語があるが、冬の山に入ると、まさに、山が眠っているということを実感する時がある。 何も考えずにただ森の中に佇み、じっとしていると、感じる心が敏感になるのかもしれない。 色とりどりで賑やかで、生命に満ち溢れていた世界が…

新年の武奈ヶ岳「ぐるぐる回る」

雪は降って、溶けて、凍って夏の日差しで火照った大地を少しづつ冷やしていく。 大地は眠り、すべての生き物たちが休息に入る。 うとうととしては、目を覚ますが、冬が深まるにつれて次第にまどろみが深くなる。 なにが悪かったのか、力尽きて倒れるものもあ…

新年の武奈ヶ岳「朝日を浴びて」

帰省せずに大阪で過ごすお正月 始発電車に乗り、琵琶湖の西岸の比良駅に降り立つ。 良い天気になりそうだ。 目指すは、琵琶湖の西側に南北にそびえる比良山地の最高峰武奈ヶ岳(1216m) 比良駅は標高89mなので、その差1127m 年始の足慣らしに何…

雪待遊山「見える景色」

霧氷ってきれいですね。 この日の霧氷は、とても小さくかわいい日が登るにつれて、儚く消えていく。 頂上にある、大岩のテラスでいつも通っている森を眺めてみようか。 秋の満月の夜に一夜を過ごしたのは、あの辺りだよ。 鷹って、こんな感じで森を見ている…

雪待遊山「二度目の白髪山」

白髪山は2回目 以前来たときは、貴重なホワイトアウトが体験できた白髪山 そして、頂上で一気に視界が晴れ、劇的な瞬間を体験できた。 さて、今回は! 急勾配を空に向かって飛び出していくように、ぐんぐん上がる。 ジャンプすると、隣の山まで飛んでいけそ…

雪待遊山「雪が少ないということ」

街に暮らしていると、今年は暖かくて助かるね。 スキー場に行っても、雪がふらないのでスキーができないなといった 小さな視点でしか今まで、思いが至らなかった。 でも、水の流れ、森の変化を自分の目で見て感じて、河童さんといろんな話をして 雪の役割っ…

雪待遊山「暖かな日差し」

一年の締めくくりに、大切な友人の元を尋ねた。 そうか。 もう7年も立つのですね。 四季折々に訪れ、いろんな場所を一緒に歩いてきました。 気も使わないし、なんとなく、落ち着くんですよね。 そんなお付き合いを大切にしたい。 雪、振らなかったようです…

元旦散歩

バタバタバタ 年賀状が届くバイクの音がする。 新年のお届け物ありがとうございます。 明けまして、おめでとうございます。 帰省をせずに、大阪で迎える正月のときは、決まって近所の神社と獅子窟寺にお参りしています。 そして、くろんどの森をぐるっとひと…