のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

冬枯れのホトトギス

秋口に、ルリタテハの幼虫を見かけた大楠の脇のホトトギス どこかにサナギはいないかなと、覗いてみた。 おお、霜がほとんど降りないためか、ひからびてはいるが、きちんと色も残った、ホトトギスがまだ残っている。 ホトトギスと名前の由来となった模様もう…

氷ノ山「下りの道」

お腹も大満足 さあ、ゆっくり気をつけて降りようか。 雲が切れ初め、気持ちがよい光が差し込み始めるとともに、気温もぐんぐんと上がり始めた。 まるで、春山ですね。 春を感じさせる、白い道の両側は、枯れ草色の草や木が顔をだしていた。 今年の冬は、雪の…

氷ノ山「お昼時」

振り返ると、稜線に雪の道 なかなか大変でしたね。 あの辺で、お昼にしましょうか。 今日は、簡単にラーメンにしました。 野菜と、肉団子持ってきたよ。 お腹空いたし、ラーメンの出汁で出来たら先につまもうよ。 ですね。 多すぎじゃないとおもった野菜だけ…

氷ノ山「腐れ雪」

稜線まで出でて、さらに高度をあげていくにつれ、次第に雪が多くなってきた。 天気は曇りだが、暖かく汗ばむ陽気です。 雪が多ければ、雪崩などにも気をつかないといけないんだろうな。 雪浅く、冬道となる稜線沿いの道は、倒れた笹が見え隠れしていた。 避…

氷ノ山「装備のことと師匠のアドバイス」

週末、Tommyさんと氷ノ山を訪れた。 氷ノ山は兵庫で一番高い山で、雪深い地域で、冬は霧氷が美しいことで有名です。 寒波到来で喜んだ週初め 反転して小春日和が続いた週の半ば、どんな装備をチョイスすべきか。 んー、やっぱり雪山だし、下は冬用のパンツで…

雪の剣山「また歩こうね」

また来ますね。 名残惜しさを感じながら山荘のある頂上を後にした。 風の当たらない場所でお昼にしていると、頂上付近は雲に被われ始めてきた。 見てご覧、雪煙が上がったよ。 見る見るうちに、頂上付近は雲の中に入っていく。 今朝は、待ち合わせ場所の地図…

雪の剣山「山頂の風景」

山頂の気温はマイナス5℃だった。 風が強いので、シェルを来て、山頂に行ってみよう。 山小屋が立つ岩陰から空へ飛び出すと、いきなり強風が吹き付け、 美しいだけではないぞと、厳しい声で叫んでいた。 一歩、岩陰からでると、遮るものが泣く、北からの強風…

雪の剣山「祈る場所」

この日の剣さんは、白いベールを薄っすらとまとっていらっしゃった。 古くから、人は自然に神を見出し崇めてきた。 その気持は、科学が発達した現代に生きる私達にも引き継がれている。 何千年前の人も何百年前の人も、そして今を生きる人も、 美しく不思議…

雪の剣山「見上げる」

光を追って空へ出ると、天に向かって銀色に輝く森が目の前に広がり 光と静寂の共演がそこにあった。 あの上には天国があるのではないか。 思わずそんなことが頭に浮かんだ。 目指すは、空に浮かぶ天空の山小屋だ。 さあ、天に一番近い場所に分け入ろう。 剣…

雪の剣山「光のこと」

ゆっくりと景色や木々を見ながら歩く、上りが好き。 山を歩く醍醐味は、季節の変化を感じ、風を感じ、光を感じるなど 沢山の驚きのシャワーを浴びること。 あ! 宿木だ。 冬、木々は葉を落とし、宿木がよく目立つ。 冬の時期、実を鳥がついばみ、ネバネバを…

雪の剣山「さあ行くよ」

帰ってきたよ。 剣神社の狛犬さんが、にっこり笑って迎えてくれた。 剣神社にお参りして、道中の安全と素敵な出会いをお願いする。 よろしくおねがいします。 さあ出発だ。 幸を求めて、剣神社に仲間たちが集った。 雪が少ない今年の冬だけど、キリッとした…

立春大吉

節分の翌日は「立春」そして、「立春大吉」と書いた御札を掲げ、邪気を払うという風習があるという。 季節の変わり目には、邪気が発生するというが、今年はコロナウイルスが猛威を奮っている真っ最中となっている。 立春は、八十八夜など雑節(ざっせつ)と…

旧磐船街道「磐船峡」の今

磐船街道、京、大阪から奈良に抜ける街道の一つで、私市から天の川沿いに谷間を抜けていく道 私が大阪に来た30年ほど前には、1車線で車の離合でよく渋滞していたが、山腹をトンネルが貫き昔の面影はない。 その磐船トンネルの横を川沿いにそれると、廃道…