のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

山に明かりがともり始めるとき

こんなにも桜の花があったのか。 山のあちこちで、ぼんぼりの灯がともったかのように、春の朝日に照らされて、山が輝きだす。 日本は桜の国 町中の華やかな桜もよいけれど、山の中に点々と灯る、ぼんぼりのような山桜が好き。 獅子窟寺裏の谷沿いの、大きな…

散歩に出かける理由

朝寝坊なオオイヌノフグリの花は、お日様とともにすこしづつ開き始める。 散歩は、まだ人が多くならないうちに、出かけるようにしています。 その方が、鳥たちの囁きが声がよく聞こえ 頬を撫でる風を感じることが出来るから。 お日様の有難さを噛みしめ まぶ…

里山目覚める

新年度を迎えるに当たっての準備に気ぜわしい気持ちと、地球全体に広がり始めた未知の病の蔓延の週末だけれども、何事も無いように、「くろんど」の山桜は今年も咲き始めていた。 冬ごもりから寝覚めの季節を向かえ、山が「あくび」をし始めたようだ。 山を…

白菜のあかちゃん

暖かな日差しが、冬の間冷えていた地面を温め始めた。 もこもこと、地面が膨らんでいる。 モグラが動き始めたのかな。 白菜も、あっという間にトウがたち、にょきにょきと伸びた茎の先に黄色の花を咲かせ始めた。 こうやって見ると、白菜ってでっかい葉っぱ…

でてきたぞ

どんぐりがころんころんと転がっていた。 氏神さまに見守られながら、小さな子供が遊んでいたようだ。 ふと、草むらをみると、うわ! もう、発生しているや。 アブラムシは、毎日毎日倍々どころか、子供いっぱい。 次から次に増えていきます。 とすると、当…

あぜ道散歩に出かけよう

春になると、虫が動き出す。 カエルも動き出す。 ミミズも動き出す。 のーびのび。のーびのび。 道の真ん中に、でっかいミミズが出てきていた。 ポカポカ陽気のお日様に誘われて、カラスノエンドウが花開き始めていた。 スズメノエンドウを覗いてみたが、ま…

雨上がりのくろんど「雨上がる」

あっちこっち、寄り道したり、しゃがみ込んだり、寝転がったり。 のんびり空を眺めたりしているうちに、雲は流れ、お日様が降り注ぎ始めてきた。 池のほとりでは、冬枯れのなかに、風媒花がゆらゆらと風に揺れていた。 葉がしげっていない時期は、虫に頼るの…

雨上がりのくろんど「先人が残してくれた山」

家の裏山は、大阪府府民の森「くろんど園地」 週末の裏山散歩に四季折々の表情が楽しみです。 もともと、このブログも裏山の散歩の様子を記録できたらなと思い始めたのが2010年だから、今年で10年の一区切なんだ。 この園地との出会いは、それよりもも…

雨上がりのくろんど「雨上がりの朝」

夜半、窓の外の雨音が聞こえなくなった。 明日の朝の散歩が楽しみだ。 雨上がりの朝の散歩は、雨粒がキラキラでとても好き。 チョンと指で触ると、ぽとんと滴る。 岩の上の苔は、水を吸い込みふっくらと膨んでいた。 空から降りてきた水が、草木をつたって、…

春始まる

私市植物園の雑木林に春が来た。 狐などの野生動物も見かける、楽しい植物園なのですが、昨年から、植物園の中にも猪が出没して、あちこち掘り返してくれている。 春の野草園も例外ではなく、心配していたが、ちゃんと花を姿を見せてくれた。 キクザイチゲや…

木の芽の不思議

しっかりと折りたたまれていた、葉先の芽がほころび始めた。 変化の季節は、あっちにきょろきょろ。 こっちに、うろうろ覗いてみるて連想ゲームがひとつの楽しみ。 なんだか、ザリガニの”はさみ”にみえない? 常緑樹はもうすぐ、春の黄葉なのかな。 えんじ色…

春始まる

私市植物園の雑木林は、一気に春の気配が押し寄せてきていた。 春一番に咲き始めるのは、ハシバミなどの風媒花たち 朴の新芽も少し緩んで来たようです。 だいぶ大きくなってきたね。 いつもの、オニグルミも覗いてみた。少しづつ大きくなっているね。 もう数…

みーつけた

みーつけた。 冬の虫たちはかくれんぼが上手 枯葉色の中に、鮮やかな緑が目立つ山繭のサナギは、風に吹かれて、落ちちゃったのかな。 暖かい日が多く、虫たちにとっては過ごしやすかったかもしれないが、冬を越すのはなかなか大変だなー おや、これは確か蛾…

梅満開

うるう年2月29日 朝の散歩で、今年の初ツバメを見ました。 私市植物園の梅園、人っ子一人おらず、満開の梅園を独り占めです。 赤・白そして緑といろんな梅咲き乱れ、春一番を告げてくれる。 桜は賑やかだけど、梅の花はおしとやかでで、なんだかいいなー …