のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

初夏の伊吹山「花の山で虫たちと遊ぶ」

景色もいいし、心地よい風も吹く。 ちょっと一休みして、おにぎりでもぱくつこうかな。 おや! ウスバシロチョウじゃない。 ケシ科のエンゴサクなどを食草とし、日本海側の多雪地方の個体は体が黒く 太平洋側の低山地の個体は、白いという。 そろりそろりと…

初夏の伊吹山「山頂へ」

だいぶ登ってきたなー 下を見下ろろすと、多くの人が思い思いに登っていた。 正面登山道以外の道もそのうち楽しんでみたいな。 これはオドリコソウかな。 図鑑を片手に、楽しんでいる方と何気ない話をしながら、花を楽しんだり。 クサタチバナ テンナンショ…

初夏の伊吹山「それぞれが生きる大地のこと」

花の山 やっぱり、伊吹は花の山です。 お花畑だけでなく、道沿いにもたくさんの花が咲いている。 伊吹山は全山石灰岩でできているという。 その成り立ちは、2.5億年前にさかのぼり、赤道直下の海底で生まれ、長い年月をかけて移動し、いま自分の目の前に…

初夏の伊吹山「あれこれ思いながら歩く楽しみ」

伊吹山は、3合目と頂上付近にお花畑が広がっている。 頂上まで駐車場で行けるため、3合目のお花畑のほうがのんびりして散策には気持がよい。・ユウスゲ 昨夜の雨もやみ、山頂にかかった雲も取れ始めた。場合によってはこのたりでのんびりと昼寝して過ごす…

初夏の伊吹山「のんびりいこう」

伊吹山は花の山として有名 お花畑は3合目と山頂の2カ所に保護地区が整備されている。 さあ、天気も良好のんびりいこう 芋虫も気持ちよさそうに伸びをしているね。 ピョンと尖った尻尾は、スズメガの仲間かな。 草むらを覗き込むと、パタパタ。パタパタと白…

初夏の伊吹山「タイムマシン」

週末、降り続いた雨が止んだ梅雨の間の晴れ間の休日 初夏の伊吹山を訪れた。 朝一番のバスで登山口につき、ゆっくりと上り始める。 登山口あたりは、都会で半月~1月ほど前に見られた草花たちが今は盛りです。 山に通うと、春は時間を巻き戻し、秋は未来の…

里山の楽しみ

葦毛(いもう)湿原を離れ、道の脇に輝く命を愛でながら、再び稜線に向かってゆっくりと登り返していく。 何でもない姿が愛らしい。 なんでかなー 低山の里山は、昆虫たちも沢山いる命豊かな森の木や花の蜜を求めて、生き物が飛び回る。 虫取り網と籠をもっ…

葦毛(いもう)湿原

ササユリの尾根を外れ、葦毛(いもう)湿原に向かって下る道をたどる。 ◆葦毛湿原 多くの湿原は、植物の遺骸が堆積した厚い泥炭層で形成されるが、葦毛湿原は、水を通さないチャート(ブラタモリでよくでてくる言葉ですね!)の上に薄く積もった土壌に、弓張…

ササユリ街道

梅雨の頃はササユリの季節です。 笹原の中に、ひっそりとササユリの蕾を見つけました。 笹の葉と、ササユリの葉 本当にそっくりです。 淡いピンク色の花が咲く、ササユリが花開くには、数年かかると聞いたことがある。 稜線沿いの道のあちこちでササユリが咲…

里山は人の匂いがする山のこと

冬枯れた林床でかわいらしい赤い実が目立つ、 ヤブコウジ(十両)がかわいらしい蕾をつけていた。 テイカカズラも冬の林床でふわりふわりと、素敵なダンスを見せてくれる植物です。 芒種の季節に花が咲き、暑い夏を越して冬の森を楽しくさせてくれる。 そん…

七十二候「蟷螂生」命の季節

蟷螂生(かまきりしょうず)に入った週末 熱くなってきたが、空は雲に覆われ日差しはなく、カンカン照りは避けられそうなので、低山もいいかなと考え、生き物たちに出会いがたくさんありそうな、葦毛湿原(いもう)をぐるりと回る、二川駅からのコースを訪れ…

来てよかったな

夜間に雨は降らなかったが、小さなラジオは西の方から天気が崩れることを継げていた。 朝もゆっくりしたかったが早めに撤収したほうがよさそうだな。 朝霧のなか、寝床をたたみ里へと降ることにした。 かさかさ、テンが走り抜けて行き、一旦止まってこちらを…

臆病であれ

いつもお世話になっている、河童さんから、こんな不安定な日にテン泊とは、今度会ったら説教だな!とおしかりを受けてしまった。 ■猿板より引用 西日本は高気圧に覆われるため日差しの届くところが多くなるが前線がやや北上すると思われる。 ◆空を観るこの日…

皐月の季節「四方に伸びる道」

のんびりということもあるけれど、少しでも地元にという気持ちもあり、今回はロープウェイを利用してみようと思ったのですが、初めて訪れる湯の山温泉は、なかなよい雰囲気の佇まい。 こんどはゆっくり温泉にでもつかりに来ますね。 ロープウェイに登場する…

皐月の季節「生き物の季節」

週末はコロナ明け?で少し飲みすぎて起きるのが少し遅くなり、どうしようかなと思案した皐月の季節の最後の週末、天気は時々不安定だが、新緑の中で一晩過ごしたいと鈴鹿山系に足を向けた。 この日は御在所岳ロープウェイで山頂まで一気に上がってそこから北…