しばらく続く、つづら折れの急登がつづいた。 「カナカナカナ」「カナカナカナ」薄暗い林にヒグラシの鳴き声がこだまする。 遠くからカエルの声が合わさり、時折、小鳥が歌を奏でる。 まるで森の演奏会に来たようだ。 ちょっと一休みして、森の演奏会を聴く…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。