のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

霜月最後のイブネ 天幕を張る

今年の初雪を楽しむ。 何もかもを覆いつくしていく白い粉 美しくも生には厳しい世界がこれから始まる。 木々は頭を垂れて天にお辞儀をする。 これより先は、真摯に物事と向き合うことが大切だと言っているかのように。 春夏秋冬 新緑から深緑 紅葉から枯葉色…

霜月最後のイブネ 雲の中へ

霜月最後の週末は寒気が迫りあちこちで、冠雪の予報が出ていた。 北の恵那山当たりに向かうか、西の鈴鹿にするかと迷ったが 北は雷を伴って荒れることがあるという。 また、バイクで移動をメインにしているため、降雪は辛い。 地図とにらめっこして、鈴鹿の…

ぶらぶら散歩

久しぶりに所用で犬山城の近くを訪れた。 今回は時間があったので、犬山の町をちょっと散歩してみた。 第六波に注意とニュースでは連日のように言っているが、このまま水が引くように収まってくれることを祈るばかり。 少しづつではあるけれど訪れる人が増え…

ポケットいっぱいの宝物

小さなころ 外から帰るとポケットにいっぱいの宝物 あるときはいろんな形の石だったり あるときはまあるいドングリだったり あるときは道の片隅に捨てられた古いテレビの真空管や抵抗だったり あるときは電信柱の。。。。 小さなまあるい石を見ると思い出す。

パンクのハプニングと暖かさを感じたこと

まさかこんなことになろうとは。 人里から20kmは離れた山の峠の登山口でパンクに気が付いた 細いアスファルトの林道の、雨水の排水のために斜めに盛り上げた段差でガツンと たぶん、あのときだろう。 でっかいボックスに付け替えてしかもザックを荷台に括り…

富士見台高原 道は続く

暦の地始凍(ちはじめてこおる)時期に、ちょうど今年の初氷に出会うことが出来た。 高原にできた小さな水たまりは、カエルなど小さな生き物たちとにぎやかな夏を過ごし 眠りにつこうとしていた。 これからゆっくりと、雪に覆われていく。 北側の斜面の霧氷…

富士見台高原 ちょっとしたハプニング

冷え込んだ週末、家からのぞく恵那山は白く見えていた。 そうだ、恵那山の北側の南沢山に行ってみよう。 冬になりバイクで上がれなくなる前に。 そう思い立ちハンターカブとともに神坂峠へと駆け上がった。 さあ行くぞっと思ったとき、なんと後輪がぺったん…

三方崩山 気配を感じる

森の中に小さな足跡を見つけた。 そっと追いかけてみると、小さな泥の沼があった。 誰かが沼で泥遊びをしていたようだ。 森にはたくさんの生き物がいるはずなのだけど その息遣いを感じるのはとても難しい。 そっとそっと近づいてみると、すこしだけその息遣…

三方崩山 いろんな色いろんな形

森にはいろんな色がある。 ひっそりと素朴な枯草色はなんだか落ち着く。 同じ種類の草花でもそれぞれの個性をもって色づいていく。 そばかすのような色は、変身の真っ最中かな。 こうやってじっくり葉っぱを見ていくといろんな形、いろんな色、いろんな模様…

三方崩山 時間を楽しむ稜線の事

標高の高い尾根道は秋から冬への変化の道 まだ緑の残る登山口から標高を上げていくに従い、時間旅行を楽しめる。 木々が少ない崩壊地の草地では、草本が生え枯れていた。 何度も何度も生えては枯れ芽生えるて地力をつけていくき、岩だらけの土壌を少しづつ小…

三方崩山 ぽかぽか尾根道

紅葉は葉っぱで作った大切なエネルギーを体内に取り込む省エネの仕組み 仕事を終えた葉っぱは大地に降り注ぎ、小さな者たちやお日様や水などの力を借りて再び体内に取り込まれたり、産み落とした卵の寝床にもなっている。 本当にうまいこと出来ていると感心…

三方崩山 崩れ行く大地

尾根伝いぐんぐんと高度上げていく。 振り返ると歩いてきた道が続いている。 目指す三方崩山が奥に姿を現した。 手前の岩山を目指してもうひと登り。 風もなく穏やかな日和で痩せ尾根も問題なさそうです。 大地は隆起と崩壊を繰り返す。 このあたりの道を歩…

三方崩山 燃ゆる森へ入る

その昔、白山に住んでいた天狗が空へと飛び立った時に深い爪痕を残し三方が崩れたという。 北東・南東・南西の三方向にかけ崩落しており、登山道は痩せ尾根の通過が余儀なくされる。 国道156号沿いにある道の駅「飛騨白山」のすぐ目の前の林道の入り口を入り…

白川郷でゆっくりと

白山から下った昼下がり、道の駅に併設する温泉に入ながら、近くのゲストハウスを探してみると、白川郷近くに静かなゲストハウスが見つかったので、さっそく連絡してみると、開きがあるという。 一晩お世話になります。 今日はのんびりゲストハウスで過ごす…

白水の滝

冬季閉鎖前の白山平瀬道:閉鎖の日 前日に高山土木事務所に電話して、閉鎖予定時間を確認した。 朝のうちにゲートを抜けると大丈夫そうだということが確認できたので、のんびりと朝日を浴びながら静かな「白水の滝」にあってからこの地を離れることにした。 …

不思議な森の時間

◆ケセランパサラン 何だろうこの「ふわふわ」は。 触ってみると、とてもふわふわで気持ちがよい。 ガマの穂のような植物もないし不思議なフワフワだとその時は思った。 帰って調べてみると、幸せの妖精「ケセランパサラン」と呼ばれているもののようです。 …

冬季閉鎖前の白山平瀬道:下る

登山口の大白川へ7kmの道を引き返す。 登りと下りは違った景色が見えてまた不思議なもの 空を見上げると、雲が先ほどいた場所付近に覆いかぶさってきていた。 頂上に向かっていた人は雲の中だろうな。 雲が変化を呼び風を呼ぶ 天気も良いけれど、やはり変…

冬季閉鎖前の白山平瀬道:通うことで感じること

標高2000m付近、北側の日陰で3週間前に降った残雪がちらほらと現れ始めていた。 下りの時にアイゼンを外すタイミングを考えながら登る。 アイゼンは安全でもあるが、引っかけたり、つまずいたり、転倒の危険もあり 装着のタイミングは地面の状況を見極めな…

冬季閉鎖前の白山平瀬道:いい感じ

11/3文化の日から代休を2日入れて秋の5連休を計画した。 どこに行こうかなと、天気の様子と紅葉の様子をにらめっこ。 ふと道路の閉鎖予定を確認すると、白山公園線が11/5でクローズ予定とあった。 春に訪れたときにまだクローズ中であり、歩いてみたかった…

雨上がりのくろんど散歩

所用で単身赴任先から大阪へ 朝起きると、いつの間にか降り始めていた弱い雨が降っていた。 空を見上げると西のほうから雨は上がっていきそうだ。 久しぶりにくろんどを歩いてみよう。 この季節なら、あの花にであえるかな。 大阪北部の生駒山地のに位置する…