私市村に住み着いて十数年、改めて見つめてみると、あちこちのお家の庭や、畑の片隅に梅が咲いていることに
改めて気付きました。
■旧家
農村地帯であった村には、白壁で守られた旧家が数多く残っており、梅の木が植えられているお庭も多いようです。
お祭りの時には、家々の門前に大きな提灯がつるされとても荘厳とした雰囲気になります。
四国で見たような、おひなさまの公開を地域ぐるみで行ったりしてもさぞ楽しく、美しいのではないかと思います。
■村の神社
天田の宮神社門前の道には、キリッと誇らしげに道行く人々を迎えてれ、小さな境内の手洗いのさりげない生け花に、丁寧に迎える心の現われを感じホットします。
■奈良への道
大阪と奈良を結ぶ、古代からの道であった古くからの道、雲林寺前の石碑には、お水取りの文字が刻まれています。
古人によって築かれた、水を引く堰堤を通る中道の紅梅は、目にも鮮やか。とても好きな私市の梅の一つで、この梅を目にするたびになぜかにっこりしてしまいます。
ブログを初めて、以前より周りのちょっとした物事に気がつくようになったような気がします。
自分が住んでいるこの場所が、梅里と呼んでもよいのではと思うほど、人々の暮らしの中に入り込んでいることに改めて驚きました。