訪れた森.tochikoさんのマザーツリーのある場所は水生まれる場所でした。
tochikoのMothertree
大地に蓄えられた水は、多くの命を守り育ててくれています。
この場所を今夜の宴の場所に定め、しばし水と戯れる夢のたびに出ることにしました。
だんだんと、大地に沈み込み、水と同化していきます。
■水生まれる
周りの山に降り注いだ雨粒は、谷筋に何年もかかり、ゆっくりと集まっていき
源流
岩に滲み出た水場では、私たちの喉を潤してくれる天然のミネラルウォーター。
岩の傍らに美味しそうな、ウワバミソウが蕾をつけ始めていました。
谷に集まった水たちは、互いに寄り添い合いながら、仲間を見つけ流れを作り始めます。
今の季節、木々が水を一斉に吸い上げ水量が一気に下がっていくそうです。
沢が大好きな栃の木は今、満開の花を咲かせていました
川に流れ落ちる栃の花について、旅をすることにしましょう。
■川集まり村を潤す
先程登ってきた、村に住むおばあさんの家の裏にそびえる栃の古木。
この栃がおばあさんと、河童さんたちをご縁の始まりだそうです。
森は人と人とを結びつける接着剤でもあるんですね。
村にたどり着いた水は、田に注ぎ、私たちの血となり肉となる米を育ててくれる。
神々の宿る谷から生まれでた水で育てられるこの村の米は、土佐の人々をうならせる美味しさとのこと。
■大海に注ぐ
そして急峻な土佐の国の川の流れは、短い旅を終え、雄大な太平洋に注ぎます。
南国の太陽に照らされ、全国でも有数の降雨量を誇るこの地。
今度は、水蒸気の雲となり、またあの森を潤すのでしょう。