のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

熊野古道体験

熊野古道を体験してきました。
高野山から入り、龍神に至る。ここは神秘の世界、近畿にもブナ・ミズナラ林がこんなにあるんだ。まだとても寒い。6月の梅雨があけるまでは、ここではストーブが手放せないとのこと。


翌日、雨の中、熊野本宮大社に道中の無事を祈り参拝。湯の峰温泉で仕事を忘れる。


熊野に入り三日目、今日は念願の古道を歩く。今回選んだのは、大辺路・長井坂。どんな出会いが待っているか期待に胸をふくらませ進んでいきます。


周参見(すさみ)駅から、見老津(みろず)駅までの約3時間30分のコース(10kmと少し?)
馬転坂から、和深川の集落の素晴らしい景色を眺めながら気分良く進み、長井坂を目指す。


見老津駅に着くと、日が落ちるのが遅くなってはいるが、春霞の中、枯木灘に日が沈んでいく。

4日目
愛車ZOOMERにのり、日置川経由で中辺路を再度熊野本宮を目指す。大辺路と違いとてもひらけている印象が強い。


十津川、吉野と一路帰路に着く。

今回、仕事の都合で南紀に出かけるチャンスがあり、以前から興味のあった熊野古道に少し触れることができました。スケールが大きすぎて掴みどころのない熊野古道のイメージでしたが、歩いてみて、熊野信仰が熊野地域全体に根付いて、それを昔から脈々と受け継いできた人々と、維持している人々の暮らし。それが、熊野古道の一つの魅力でした。また、チャンスを作って行ってみたいが、1週間程度の縦走程度の準備が必要かな。