一晩の仕事を無事終え、朝焼けの帰路、再び古城の町を訪れました。
円山川から見上げるりりしい姿にしばし見とれ、立雲峡に登ってみます。
秋から冬にかけての冷え込んだ早朝に現れるという川霧が織り成す、ダイナミックな風景。
温かい朝だったので、諦めていましたが、立雲峡についてみると霧が谷を埋め尽くし、天空の城が現れました。
龍が谷底を這うように凄まじい勢いで進んでいく。
こんなにも早い霧の流れを実感するのは初めて。
改めて自然の織り成す神秘さを感じることが出来たひととき。
ざわめきも収まり、今日も静かな秋の一日が始まります。