早朝の京都市内を抜け、京都北山に向かいました。
何時訪れても不思議に落ち着く、広河原の風景は、一面霜が降りていました。
広河原
杉とブナのコントラストを眺めながら、薄曇の朝日を浴びながら、佐々木峠から品谷山を目指します。
渓谷が素敵なスモモ谷を、沢沿いに下っていくと廃村八丁に至ります。
刑部滝
八丁は、古代より境界争いが絶えず(600年前から・・)江戸時代に入り、公儀の御留山とし立入りが禁じられ、山番によって守られて来たが、自然条件の厳しさから昭和11年廃村となる。
八丁入り口
美しい渓谷の中に、昔の山人達の暮らしを偲ぶ、名残がところどころに残っています。
朽ちかけた鳥居をくぐると、崩れた神社跡に小さい祭殿が祭られて、山の神様への祈りはいまも続き
お地蔵様は今も訪れる人を暖かく見守ってくれています。
しかし山人の生活の後は、ゆっくりゆっくりと、森に同化されていきます。
初めて、深山に分け入ってみましたが、本当に気持ちがいいです。
少しずつ、広げていってみようと思います。
■おまけ
ブナの木に生えるキノコ美味しそう!!ヒラタケ?シメジ?多分食べれるんだろうな。勉強不足です。。。