ずっと気になっていた古びた看板「ハイカーズクルット私市コース」
何度か尾根・谷を散策してみると、どうも、1/2500の地図で、月の輪の滝の下流側から伸びるている道のようです。
今は廃道となり、ところどころに朽ちかけた看板の柱が残っています。
何度か下った沢筋とは違う沢を辿ってみると、段々畑の跡のような石垣が現れました。
何があったのでしょう。
石垣もゆっくりと崩れ、人跡はゆっくり、山と同化していく。
岩の上に育った木々は倒れやすく、あちこちで倒木が目立ちます。
自然の流れ。繰り返し繰り返し少しずつ、変化していくのでしょう。
雪雲が切れると、夕暮れの木漏れ日が林の中に差し込み、目を楽しましてくれます。
お気に入りの道がまた一つ増えました。