のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

啓蟄の土佐(牧野植物園)

啓蟄
「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」『暦便覧』

柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ

二十四節気の第3、啓蟄の日。
雨は朝方まで降り続き、予定していた裏山散歩+山飯は、残念ながら次回のお楽しみ!
土佐の仲間達が子供の頃、遠足などでよく訪れた「五台山」を訪れました。

この地は、私の尊敬する植物学者、牧野富太郎博士が生まれた地。
高知の町並みを望む、この五台山に、牧野博士を偲び「牧野植物園」が立てられています。

初めて見る「バイカオウレン
薄暗い山林の中で出会うと、そっと妖精が舞い降りてきたように見えるのでしょう。
博士も、とても好きだったようで、植物園のシンボルにもなっています。

早春は、黄色い花が多い異様な気がします。


少し歩いているうちに、雨も上がり、ポカポカとしてくると、ここは南国高知。
もう半袖でも十分なほどの暖かさの中、春の花も咲き始めて、園内はお祭りの前夜祭のよう。

竹林寺【四国霊場第三十一番札所】
牧野植物園の隣、竹林寺境内は、雨上がりの景色が広がり、不思議な空間に迷い込んだ感じがします。

雨になって、裏山散歩は次回に持ち越しとなってしまいましたが、とても気になっていた場所に訪れることが出来、
また、楽しい仲間と繋がることができた事を、感謝して。

これからも、よろしくおねがいします。

黒子衆のみなさん、本当にありがとうございました。
行ってきます。