■心遣い
「お先にどうぞ。存分に森を感じてください」
この一言から、三嶺を見渡すカヤハゲの地への扉が開きました。
誰もいない新緑の森の静けさの森。たびたび、この神なる山には自分一人しかいないのではないかと錯覚する瞬間。
高度を上げるほどに、初夏から早春の姿へのツツジの姿が変わってきます。
季節を独り占めする、贅沢を存分に楽しみ・味わいなが一歩一歩進んでいく。
私の散歩のスタイルをよくご存知!さすが河童さん(^^♪
■窓からの眺め
経線まで出てからは、いろんな窓からの眺めを、楽しみながらの散歩になりました。
ちらちらと、見え隠れする、神々しい三嶺の山々。
こんにちはm(__)m
ヌル谷の1100mから、カヤハゲある1700前後までゆっくりと高度を上げていきますが、
ある線を境に植生がコマ送りのように不思議に変わっていきます。
里山では味わえない不思議な感覚です。
■春霞
春から夏に向かう季節。木々は一斉に大地から水を吸い上げ、体に取り込み大空へと吐き出していく・
森全体が、まるで冬から目覚め、大きく行きを吸い込み、深呼吸をしているようです。
■神々の山
「初めまして。ただいま。」
念願の、三嶺を望む地へとたどり着きました。
カヤハゲの地は、優しい山々に囲まれた素晴らしい場所でした。この場所での星ぼしに囲まれた一夜は、また、次の楽しみに取っておきましょう。
さあ、森に帰ろう。