ところは、大分県「奥邪馬渓」
■蛍飛ぶ此処は山国 河童の湯
微温ぬるぬる 寺門の麓
【石田 比呂志】
行き当たりばったりの無計画な旅、今晩の宿として、目星を付けた道の駅「やまくに」に夕暮れ時に到着すると、そこには魅惑的な河童のお嬢さんが出迎えてくれました(^^)
その場所には、嬉しことに隣接して温泉がありました。
早速、タオル一つを片手に出かけてみると、温泉の名前は「なかま温泉・河童の湯」とあります。
なんだか、微笑ましい名前でニコニコしながら入浴(入浴料\300-)
湯は、とても柔らかく、肌がヌルヌルして美人!?になった感じ(^^)
温泉のお湯も美味しいとのことで、ペットボトルに分けていただきました。
(ただし、私はどうも、生水(湯)を飲むと、翌日お腹が緩くなる傾向があるようです。。。)
蛍の里としても知られているようでしたが、梅雨時の雨が降ったりやんだりの為、ちょっと残念ですが、河童と一緒にビールを引っ掛け早々に就寝してしまいました。。
さて、翌朝、休息所をお借りして目の前のコンビニで購入した朝食でお腹を満たして出発してまもなく、なんとなく気になる神社があり、車を止めてみると、またしても河童さんがお出迎え。
なんと、此処は河童の国だったのです。
■雲八幡宮とかっぱ祭り
その昔、源氏の追手に得られた平家の落人の妄念がカッパになって田畑や牛馬に災いをなすとして、カッパに涼風を送って慰める所作を踊る・・・として、三百年以上にわたって伝承されているという。
「やまくに」の里では、いにしえの昔、まだまだ人々の心に強く神々が信じられていた時代の河童様が、いきいきと生きていらっしゃいました。