今回の国東訪問で気になったのが、仁王さん
それは、この都甲八幡社の石造仁王像との出会いから始まりました。
お寺の仁王門の両側に鎮座し、怖い顔で睨んでいる仁王さんです。
電話をかけているような阿形
聞き耳を立てているような吽形
門の両端で、なにかこそこそ話でもしているのでしょうか(^_^)
それとも、目の前の河原で起こっている、日々の人々の暮らしについて、なにか話されているのでしょうか?
■岩戸寺
深い山の木々に囲まれた岩戸寺では、苔むした阿吽が迎えてくれました。
山道を登った先には、この半島独特の塔、国東塔がそびえています。
この塔は、国東最古の塔。少し欠けていますね。
はるか古来からの、天変地異に耐えてきているのでしょうね。
のんびりとお寺回りもたまにはいいですね。
■文殊仙寺
文殊さんの仁王様も、いい顔してらっしゃいます。
三人よれば文殊の知恵の文殊さんなんですって。
石段を登り切ると、十六羅漢が迎えてくれます。
苔むした台座に、瑞々しい若葉がひかり、羅漢さん達も楽しそうです。
足早に駆け抜けた、国東の仏達の里でしたが、またいつかゆっくりと来てみたいと思える場所でした。
今度は、修験道達の通った険しい峰々を歩いてみたいものです。