のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

夏到来

7月も半ばになり、一気に日差しが強くなったような気がします。
私市植物園の園内には、ユリ科の植物が咲き誇っていました。
畑友達で植物園に勤務していらっしゃる友人に、今「サクユリ」が見頃だよと教えてもらいました。

サクユリ
伊豆半島に自生し、なんと世界最大のユリとのことで納得です。
しかし、大きいな。私の顔より大きい。
甘い匂いも濃厚です。。。

オニユリ
園内では、あちこちにオニユリが咲いています。
幼い頃の畑の家の柿の木の下に、このユリが咲いていて夏になると、次々に花を咲かせていました。
昔の人は、飢饉になるとゆりの根や彼岸花の根を食べていたんだよと教えられた。
そう考えてみると、田舎の家の廻りには、ドングリ、竹、フキなどなど多くの植物が植えられていました。

■ハクウンキスゲ
長崎県対馬市だけに自生する種とのこと。
植物園って不思議です。ここ、大阪の私市という生駒の片隅に居ながらにして、全国いえ、世界をちょっとだけ旅することができてしまいます。

■トンボのとま方
トンボにはいろんなとまり方があります。
逆立ち

発射準備直前の小型飛行機

羽を上にたたんだヘリコプター

まだまだ、いりいろなとまり方があるので、今度まとめても面白いかもと思います。

■夏の蝶
蝶もトンボと同じように、好きな場所も違うようです。
飛ぶと白い斑点が目立つクロアゲハは、林の中の蝶の道をヒラヒラと漂い、私を先導してくれます。

地面にへばりついて、近づくまで気が付きませんが、近づくとふらふらっと頼りげなく飛び立ちます。
思わず「大丈夫か?」と思ってしまいます。

■本格的な夏が来ました。
セミが一斉に泣き始め、植物園にも本格的な夏がやって来ました。
強い日差しが降り注ぎ、林の木陰にくるとホッとします。
 
セミにも好みの木があるようで、この木にはニイニイゼミが沢山止まっていました。

残り少なくなった花にハナバチ達が沢山集まり羽音を響かせていました。
今が、繁殖の最盛期なのでしょうね。
頑張れ!