のろやま

身の回りの小さな発見と驚きを見つける旅に出かけたい

赤目四十八滝−涼−

■涼を求めて
三重県名張市赤目四十八滝」涼やかな風の流れる谷間の水の中で魚たちのキラキラと光り輝いています。
水の中から覗く人間はどんなに見えるのでしょうか。

轟々と大きな音とともに飛沫が飛び散り空気から熱を奪い去っていく。
滝壺のかたわらにたたずみ目を閉じて耳を澄ますと別世界が広がってきます。
  

傍らの岩の上にミヤマカワトンボも涼をもとめて集まっています(^^)

赤目四十八滝
赤目四十八滝と言う名前から、四十八の滝があるのかと数えてもそんなにはありません。
(ちいさな淵までいれると??ですが。。)
四十八とは「たくさんある」って言うこと。
 巌窟滝「最上流」
そしてこの地は、伊賀流忍者の修行の地。
はるか昔、人々は生き残るために滝から滝へと飛び移り必死の修行を行なっていたのでしょう。
  
一つ不思議に思う事。滝の落差に比べて何故か滝壺がとても深いのですがなぜなんでしょうね。
この千寿滝(せんじゅ)滝の滝壺も深さ20mもある。そうです。    ↓不動滝
 
優しい姿の布曳滝(ぬのびき)や小さな名もない階段を水が変幻自在に形を変え様々なものを写しとりながら流れ落ちてくる。


夕刻の木漏れ日の滝は静かに時を刻んでいきます。