永遠に続くかと思えた光輝く満月の夜。
沢山の出会いと、感動が詰まった夜が明ける。
日の神が昇り。
月の神が西の空に沈む。
誰のためでもない、生きとし生けるもの全てのもの達に平等に与えられた時間。
山の上ではいつもと違う時間の流れを感じます。
夜半に次々と通過していった雲は、透明な空気を残してくれ、年に数回ほどしかないと、
山小屋の方が言われるほどの眺望をプレゼントしてくれました。
遠く、山陰の大山まで見えるというおまけ付きです。
この日、雲上の宿に泊まった一握りの仲間達はそれぞれの思いを胸に開けゆく世界を楽しんでいます。
なにものにもかえ難いこの時間を仲間達と共有できたことを神に感謝します。